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続・D7000のレンズ選び

投稿日:2013年10月8日 更新日:

D7000を売る・売らないで揺れている。いや結論から言えば「売る」が最善の選択であることは初めから決まっている。今もD7000はまったく使い途のない余剰資産だ。これを買ってから財政が大きく傾き、財政健全化計画が破綻したことは間違いない。常に支出が収入を上回っている状態でこんな贅沢なものを買えばさらに負債が増えることは火を見るより明らか。身分不相応な買い物だったと後悔している。

そもそもD7000を買ってもちっともうれしいと思ったことはない。ワクワクするような幸せ感がまるでないのだ。もう3ヶ月以上になるが、ほとんど手を触れたこともない。それどころか、見るたびに「無駄、無駄」と溜息ばかりが出てくる(爆)。今や無駄の象徴として存在自体がストレスになっているのである。それならいっそのこと売り払って現金化した方が精神衛生上は好ましいと考えられる。もちろん財政健全化の上でも良いことは言うまでもない。

D7000が使えない理由、それはほとんどレンズにあると言っても過言ではない。24-85mmでは決定的に広角が足りないのだ。もっと広く撮りたいと思ったことは一度や二度ではない。それにやはり写りもいまいちピリッとしない。いくら調整しても何だかモヤモヤしている。特に周辺は・・。どう見てもE-PL2の方がキリッと良く写るのだ。それだから、わざわざでかくて重いD7000を持ち出す理由などまったくなく、必然的にE-PL2の出番ばかりが多くなる。

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D7000の本来の性能を発揮させるには、レンズの購入が必要だ。最低限135換算で28mm相当までカバーすることが絶対に不可欠。それもある程度性能の良いレンズじゃないとE-PL2には勝てない。もしレンズを買うことなしにこのまま手放してしまえば、本来の性能を知ることなく終わるのだろう。もともとD7000を選んだ理由は、先のないフォーサーズに見切りを付けて、豊富なレンズを選り取り見取りで楽しむことではなかったのか? 手放してしまえばブログネタもなくなる(爆)。せいぜいオリンパスへの恨み辛みをネチネチと書くしかなくなる。ここはオリンパスへの抗議の意味を込めてニコンに乗り換えるべきではないのか?

しかし、レンズを買うとなるとさらなる投資が必要になる。D7000だけでも維持に苦しんでいるのに、これ以上負債を抱えるなど正気の沙汰ではない。もしレンズを買ってしまえばもう後戻りはできない。まだD7000だけなら売っても損失は小さいが、レンズ込みとなると多額の損失が発生する。それはこの超緊縮財政下では許されない。どうせなら傷口は浅いうちの方がいい。しかしこのままD7000を無用の長物で終わらせてよいのか? ブログネタがなくなってもよいのか?(爆) レンズを買うことの損失と買わないことの損失、今はこのジレンマに常に悩まされている。

財政状況を考えると「買わないのが一番良い」という結論しかあり得ないのだが、それを言ってしまっちゃ身も蓋もない。財政を度外視するところに物欲の本質がある(爆)。ここからは「もしレンズを買うなら」という想定で進めよう。これはあくまでも妄想だ。そもそもD7000のレンズ選びではシグマの17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSMでほぼ決まりだったはずなのだが、ここへ来て強力なライバルが現れた。それが同じくシグマの17-50mm F2.8 EX DC OS HSMである。なぜ注目度が上がったかというと、これまで5万円以上だった価格が急落し、現在は31000円前後の手頃な価格で出回っているからだ。時々3万円を切ることもあるようだ。いまシグマではラインナップの再構成を行っている最中だから、在庫処分の投げ売りなのだろう。コストパフォーマンスを考えると、いま一番お買い得感が高いのがこのレンズだといえる。

17-70mmが39000円台なのを考えると、それより8000円も安いことになり、この価格は魅力的だ。しかもF2.8通しと来ているから、立派な大口径ズームだ。17-50mmより望遠側がやや短いのをどう考えるかだが、明るさ優先であればF2.8の選択も悪くない。大きさは17-70mmより一回り大きく、重さも565gある。コンパクト性優先であれば不利ではあるが、どのみち17-70mmでもでかいことには変わりはないのだから、この際無視してもよいくらいの差だろうと思う。フィルター径が77mmなのも普通はマイナス要因だろうが、うちにはフィルム時代から77mm径フィルターがゴロゴロしているのでむしろ都合がよい。77mmともなると保護フィルターといえども結構高いからね・・

肝心の描写だが、価格.comのユーザーレビューでは概ね好評である。少なくともキットレンズとは次元の異なる描写だとのこと。ただ開放では中心付近はシャープなものの、周辺描写が悪いと言われており、最低f4まで絞る必要がありそうだ。PhotoZoneのMTF測定結果を見てもそのことは裏付けられており、開放での周辺描写は相当に落ちる。やはりf4~のズームと考えた方がよく、それならば17-70mmと結局変わらないともいえる。対する17-70mmの方は中心と周辺の差が少なく、開放でも無難に使えるくらいの解像力は持っているようだ。これも非常に悩ましいところだが、普段は必ずf5.6以上に絞っているのだから、それほど気にすることでもないだろう。背景をボカしたい時のみ開放にすれば、周辺はボケてたってまったく気にならない。手ぶれ補正も付いているし、f4で1/15秒くらいまで使えれば十分。一本で済ませようとすれば17-70mmの方が使い勝手が良いことは確かだが、望遠ズームと組み合わせるならばテレ端50mmだって別に困ることはない。

以上、シグマ17-70mmF2.8-4と17-50mmF2.8の対決はいわば「本命」バトル。これが買えればベストなのだけれども、財政的に厳しいのがネック。17-50mmF2.8はそういつまでも売ってないだろうから急がないといけないのだが、いま買える目途は立っていない。(爆)

次に考えるのが「エコノミー」バトル。こちらはとにかく安く済ませたい、あるいは軽くしたいという要求を優先したものだ。対象となるのはニコン純正のAF-S 18-55mm F3.5-5.6G VRと同じくAF-S 18-55mm F3.5-5.6G ED IIだ。何のことはない、D5200などに同梱されているキットレンズなのだが、名称がよく似ていてちょっとややこしい。前者はVR付きで、後者は付いていない。後者のズームは旧世代のキットレンズとして同梱されていたもので、現在はすべてVR付きに置き換わっているが、なぜか旧型も未だに現行品としてラインナップされている。VRが付くか付かないか以外、スペック的にはほぼ同じなのだが、大きく異なるのはその価格。VR付きは単品で買うと約26000円もするのに対し、VRなしはその半額の約13000円だ。

VR付きはD5100の時にも持っていたからわかるが、あんなチープなレンズに26000円は高すぎる。よって単品購入はあり得ない。買うとすれば、D5200レンズキット、あるいはD3200レンズキットを購入し、レンズだけを残してボディーを新品のままヤフオクで転売する。ボディー単体との価格差は3000円ほどであり、ボディーも市場価格から5000円引きくらいで売れると仮定すると、約8000円で手に入ることになる。でももしD5200レンズキットを買っちゃったら、きっとボディーを売るのが惜しくなって手元に残したくなるだろうなぁ。今となってはD5200の軽さの方が魅力的だ。あの軽さならもっと使い途が広がるからだ。たぶんD5200を残してD7000を売っちゃうだろう。(爆)

もう一方のVRなしの方は単品で約13000円だから、今でも何とか買えるレベル。しかもこちらの方がより小型で軽量であり、何とわずか205グラムしかない! 50mm単焦点より軽いくらいだ。D7000の重さを嫌って出動回数が減っているのだから、せめてレンズだけでも軽くすればトータルで1kg以内に収めることができ、出動回数が増えることが予想される。たとえ写りが平凡であっても持ち出さないよりは持ち出した方が良いに決まっている。

VR付きとVRなしはスペックこそほぼ同じなのだが、光学系はまったく別のもので、描写自体はVRなしの方がやや優れていると言われている。まあこのくらいの画角範囲ではVRがなくても別に困ることはないし、安くて軽いVRなしの方はかなり有力な選択肢となってくる。この2本はそこそこ写りは良いと言われているが、それはあくまでも値段を考えればということであって、シグマの2本を上回るようなものではない。まあ可もなく不可もなくといったところだ。D3200あたりに付けるとちょうどいいのだが、D7000に付けると明らかにレンズが負けてしまう。結局こんなしょぼいレンズではE-PL2に勝てないってことか、うーむ・・

あと番外編として、ニコン純正のAF-S 18-105mm F3.5-5.6G VRがある。このレンズはもともとD7000のキットレンズとして同梱されていたものだが、なぜか最近31000円前後まで値下がりしている。全長はシグマの17-70mmよりやや長いが、重さはほぼ同じくらい。フィルター径も67mmと小さめだ。望遠側にやや長いので高倍率ズームという位置付けになるだろう。描写はまずまずということだが、やはりシグマの2本を上回るようなものではなく、特にテレ端はかなり悪いらしい。それに最短撮影距離があまり寄れないのがネックか・・。最大の欠点はプラスチックマウントということ。実質タダのキットレンズであればプラスチックマウントでも許せるが、3万円以上もするレンズにそれはないだろう。よってこの可能性は却下。

軽量化最優先であれば、AF-S 35mm F1.8Gなんてのもあり得るかもしれない。これは21500円前後で手に入る。巷では「撒き餌レンズ」と呼ばれて、値段の割に写りは良いと評判である。ただボケを楽しんだりするには使えるレンズだろうけど、135換算で50mm相当というのが使いにくい。どうも自分は50mmの画角が苦手で、かなり狭く感じてしまう。撮りたいと思った風景はたいがい35mmの画角がないと収まりきらないのだ。よってこの可能性も消えそうだ。

するとAF 24mm F2.8Dという可能性が出てくる。これは買わなくてもすでに持っている(笑)。135換算で36mm相当になるから、自分が一番好きな画角だ。結構ずっしり重いけど、小さいことは小さい。少なくともキットの標準ズームよりは取り回しがよい。ただ単焦点のくせに写りはいまいちピリッとしないんだよなぁ。シグマ 19mm F2.8 EX DNとE-PL2の組み合わせには絶対勝てない。わざわざでかくて重いD7000を持ち出す意味なんてあるのか?

そう考えると結局また振り出しに戻るのだ(爆)。描写性能ではシグマの2本が一番良いのだが、でかさを考えると持ち出す機会は非常に少ない。やっぱりレンズを買ったからといって急に使うようになるものでもないだろう。でかければでかいほど写りも良いのは事実だろうが、単位体積あたりの性能で考えるとどうやってもD7000はE-PL2には勝てない。したがって、これ以上無駄な投資を重ねず、おとなしく売るのが最善という結論に最後は行き着く。

ただ、売れば売ったでまた買っちゃうのが問題なんだよなぁ・・(爆)

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