K-50よりK-30か?

投稿日:2013年11月17日 更新日:

デジタルカメラ

先日K-50が突然値上がりしたと書いたが、一昨日になってさらに急上昇し、何と2万円もの暴騰! もはや手も足も出ない価格となった(涙)。一説によると、年末商戦に向けて出荷を絞っているとの噂があり、来月まで様子を見ないと動きがわからない。つい先日までK-50とK-30の価格差が3000円まで縮小していたのだが、まだ発売間もない新製品としては異常な値下がりだったといえるだろう。それが正常に戻っただけということなのか? ここでもう一度現在の価格をまとめてみよう(いずれもブラックの価格)。

K-50 ダブルズームキット 79,000円前後
K-50 レンズキット 58,000円前後
K-30 ダブルズームキット 57,000円前後
K-30 レンズキット 48,000円前後

来月になってまた下がる可能性もあるが、今の価格ではK-50は完全に候補から外れる。そもそもK-50にしようと思ったのはダブルズームキットが6万円を切ったからで、今の価格ではコスパが悪すぎてまったく魅力はない。K-50は発売からまだ4ヶ月しか経っていない新製品なのだ。高いのは当たり前。これでは「カタログ落ちするまで新製品は買わない」という自分のポリシーに反する。(笑)


どうも世間ではK-50は不人気機種のようで、価格.comのクチコミ数も極端に少ない。一方、K-30の方は盛況だ。その傾向はうちのブログでも同じで、今でもK-50よりK-30の検索件数の方が多い。ということは、K-30を買った方がブログ的には美味しいということなのだ(笑)。まあK-50ってK-30のデザインを「フツー」にして出しただけだから、地味すぎて人気がないのはわかるような気がする。だからここまで急速に値下がりしたのではないだろうか?

これまでK-30の最大の欠点はその奇抜なデザインだとしてきた。特にあのペンタ部の「庇」には拒絶反応を示す。しかし、ここへ来てK-50の撫で肩デザインよりK-30の直線デザインの方がカッコいいとも思えてきた。店頭で何度も見ているのだが、K-50のツルンとしたデザインは何か物足りないような気がする。特にペンタ部の丸っこい形が今どきの一眼レフっぽくて面白くない。何となくK-30のデザインは慣れてくると愛着が湧くような気もしてきた。(笑)

そしてK-30とK-50の最も大きな違いは付属レンズなのだが、WRはこの際あきらめるとして、問題は望遠ズームの方だ。自分としてはコンパクトな55-200mmの方が好きなのだが、どうせ望遠を普段持ち歩くことはないので別に55-300mmでも構わない気がする。気になるのは描写力だが、photozoneのレビューによると55-300mmは可もなく不可もなく普通のレベル。開放は甘いがf8まで絞れば十分な解像力が得られそうだ。価格.comのユーザーレビューも概ね同じような感じ。一方、55-200mmの新型のレビューはまだないのだが、旧型の方は55-300mmより劣る結果が出ている。まあモデルチェンジしているから参考にはならないのだが、描写力の差はそんなにないと思っていいだろう。どっちみち望遠はめったに使わないから安物で十分。

そうすると次はK-30のダブルズームキットかレンズキットかで迷うことになる。いずれにせよシグマの17-70mmは買い足す予定だから、とりあえず安いレンズキットを買っておいて当面の間しのぎ、比較的早期にシグマを買い足すというプランは当然考えられる。しかしダブルズームキットと1万円しか差がないことを考えると、望遠も一緒に手に入れておいた方が得な気がする。何しろペンタックスは初参入だから手持ちのレンズ資産は1本もない。それなら安物でいいから最初から付いてきた方が何かと遊べる。ただその分、シグマ購入は少し遅れることになるだろう。まあ来年の夏前かそのくらいだ。

あとK-30とK-50の違いは付属する電池だ。単3の方が汎用性はあるのだが、やっぱり専用リチウムイオン充電池が付いている方がいいと思う。理由は重さと充電の利便性だ。単3ニッケル水素電池だとホルダーから外して充電するのがめんどくさそうな気がする。それに連写速度はリチウムイオン充電池を使用した場合のみ秒間6コマが出ることになっている。

あれほどK-50で固まっていたのに、こうやって考えると限りなくK-30に傾いていく。でも仕方がないのだ。自分のカメラ選びはコスパが最優先だから、コスパの悪くなったカメラには興味がなくなる。もっと早く決断していればK-50を安く買えたのは事実だが、それはあくまでも結果論。元はといえば、D7000購入以前に激しく迷ったのがK-30だった。今はその頃よりもさらに安く、底値になっている。今のK-30の価格はすごくお買い得感がある。原点に戻って、買うなら絶対K-30だ。

問題はK-30かK-50かによって購入時期が異なってくる。K-50は現行品だから待てば待つほど安くなるのは確実だが、K-30はすでに生産を終了しており、待ちすぎると品切れになったり値上がりする恐れがある。だから買うなら年内でなければならない。とりあえず来月まで待って最終決断ということになるだろう。本当は今すぐ買えば紅葉に間に合うという考えもあるが、ここで早まるとまた失敗することになる。来月まで絶対買わない・・と宣言しておこう。(爆)

そしてあり得ない話ではないのだが、K-3発売によりK-5IIが値下がりしており、とりあえずボディーだけなら手が届くところまで来ている。そうなるといっそのことK-5IIという良からぬ考えも浮かんでしまうのだ(爆)。しかしボディーだけ買ってどうなるのか? それはD7000で懲りたはずだろう。またK-3が出た現在、K-5IIはかなり微妙な存在になってきている。今さらK-5IIを買ってもやはりK-3に目移りするのは確実だろうから、それなら当面K-30を使ってレンズも買い揃え、「いつかはK-3」を夢見るのが正常ではないだろうか?(爆)

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