2014年5月 K-30 / SIGMA 17-50mmF2.8EX DC
奈良県東部の大和高原に位置する神野山はツツジで有名である。ずいぶん長いこと行っていなかったのだが、久しぶりにツツジを見に行ってみた。見頃はおおよそ5月中旬で、この写真は5/18のものだ。一応満開は満開なのだが、かなり花が傷んでいてアップには耐えないような状況だった。よってもう少し早い方が良かったと思う。
神野山に登るルートは何本もあるが、鍋倉渓からのルートで登った。鍋倉渓とはこのような黒っぽい岩石が川のように累積した奇景である。溶岩が流れた跡だと思っていたが、そうではないらしい。角閃斑糲岩と呼ばれる硬い岩石が風化されずに残った結果、低い場所に転がり落ちて川のようになったと言われている。
山頂までは歩きやすい遊歩道が付けられており、標高差は100mほどなので20～30分もあれば山頂に立てる。山頂には立派な展望台が作られている。
展望台からの眺めはすばらしく、額井岳・貝ヶ平山をはじめ、遠く大峰山脈まで見渡せる。
ツツジだけでなく、新緑の鮮やかさもすばらしい。
椿がたくさん咲いている場所があった。
マゼンタと緑、ほぼ補色に近い関係だからコントラストが鮮烈である。