フィルムカメラ

フィルムカメラはどうするんよ?

投稿日:2015年1月31日 更新日:

ProFotoXL

はぁ~、まったくネタがないと思ったらもう1月も終わりじゃないかよ・・。12月以降、1枚も写真は撮っていないし、カメラに触ったこともない。いま一番興味がないのがカメラ。はっきり言ってどうでもいい。

冒頭の写真はいつ買ったのか忘れたけど、10本2,000円くらいで買った激安カラーネガフィルム。ProFoto XLという銘柄なのだが、国内未発売だけでなく、Kodakのラインナップにも存在しないという謎のフィルム。今はもう売ってないと思うけど、つい2年ほど前まではこんな激安で買うことができたんだ。

実はこのフィルムも2014年3月で期限切れなんだが、まあ1年や2年過ぎてもどうってことはない。しかし結局、昨年は1本も使わなかった。どうしても使えないんだ。フィルムの難点は36枚しか撮れないことじゃなくて、36枚撮り終わらないと現像に出せないことである。もちろんフィルムを使っていた頃は36枚くらいすぐ撮っちゃったけど、デジカメと併用しているとどうしてもフィルムは使わなくなる。撮っても一日2~3枚だからなかなか終わらない。いつまでもカメラの中に入れっぱなしだとフィルムを入れたことさえ忘れて裏蓋をパカッという事故にもつながりかねない(笑)。撮るものがあれば使うんだけど、何も撮りたいものがないからたぶん今年も使えないだろうな・・

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こういう話をしたのは、つい最近Kodak製品の大幅値上げが発表されたからである。コンシューマー向けのカラーネガはまだそれほど大きくはないが、中判のカラーネガやモノクロは2倍を超えるような大幅値上げでもう終わったんじゃないかと思えた。値上げしても作ってくれるだけマシという説もあるが、誰も買えないような値段になってしまってはもはや存在しないのと同じである。いよいよフィルム写真も富豪の趣味になったということか・・

3年ほど前からリバーサルはもう無理な状態になっているし、カラーネガも安売りがなくなってくるともう無理だな。そうなると、今あるフィルムを使い切ったら虎の子のF3とOM-4Tiをどうしようかと真剣に悩み始めた。

今から12年ほど前、OLYMPUSやNikonがフィルムカメラから撤退し始めた2002年頃、銀塩バブルというのがあって、中古カメラ相場が暴騰した時代があった。特にOM-4TiやFM3Aなどは人気が高く、新品に近い状態だと定価以上で取引されることもあったほどだ。その頃、「もし将来、生活に困ることがあれば、このカメラを売ってしばらく食いつなげばよい」とお守り代わりに持っていた。

ところがである! その後数年でフィルムカメラの相場は暴落し、売るに売れなくなった。いつか上がるだろうと思って持っていたが、上がるどころか下がる一方。今じゃ売っても5,000円くらいにしかならないんじゃないか? こうなるともう売れない。塩漬けになった株と同じである。完全な不良債権。

しかし、考えようによってはまだ値が付くだけマシというという見方もあるだろう。今のところはまだフィルムの価格も倍まで行ってないから、日常的にフィルムで撮影する人も少なからず存在し、需要があれば当然それなりに値段も付く。しかしKodakの値上げが現実のものとなり、フィルム価格が2倍を超えるようになるとさすがに大半は離れていくのではないだろうか? 趣味にそんな大金を掛けられるほど日本人は裕福じゃないんだ。

おそらくフィルムカメラ収集家でも実際にフィルムを入れて「写真を撮る道具」として使っている人はすでに少数派なんじゃないだろうか? 大半は空シャッターを切って楽しむだけの「おもちゃ」になっているものと想像する。カメラに本来の機能が与えられないことは悲しいことであるが、それがもはや現実のものになろうとしている。

そうなると果たしてフィルムカメラに価値はあるのだろうか? 写真を撮る道具ではなく、工芸品として眺めて飾っておくだけのものに人は金を払うだろうか? そういうのはもう超レアなビンテージカメラしか生き残れない気がする。いずれ金属製カメラは鉄屑としてグラムいくらでしか引き取られない時代が来ると思う。プラスチック製カメラは完全に粗大ゴミだ。

それならば、たとえ5,000円でも売った方がマシかという結論になる。自分はカメラを眺めて楽しむ趣味はないので、おそらく持っていてもこの先使うことは二度とないであろうから。一週間分の食費くらいにはなるであろう(爆)。しかし、古いカメラを売って後悔したという声もよく聞かれる。確かに、自分も売って後悔したカメラやレンズがいくつもある。基本的に断捨離が苦手でモノに対する執着が異常に強い。だから悩ましいんだ・・

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