尾白川渓谷

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自然

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2016年10月 E-PL5 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II R

山梨県北杜市(旧白州町)の甲斐駒ヶ岳山麓にある尾白川渓谷へ行ってきた。一番奥の不動滝まで探勝路が整備されていて全部歩くと結構長いのだが、途中の神蛇(じんじゃ)滝が見えるポイントまで往復した。

駐車場は甲斐駒ヶ岳の登山口にもなっていて、そこから竹宇駒ヶ岳神社を経て探勝路に入る。15分ほどでトップ写真の千ヶ淵に至る。ここまではよくある遊歩道っぽい楽な道だが、この先は一転して険しい山道となる。とにかく非常に上りがきつい。渓谷だからほとんど平坦だと思ってたら大間違いで、完全な山登りである。しかも狭い橋や鎖場もあり、万が一落ちたら谷底へ一直線のような危険な崖もある。したがって決していい加減な格好で来てはいけない。最低限、登山靴は必要である。

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先ほどの千ヶ淵を上から見下ろすとこんな感じ。エメラルドグリーンの水が美しい。

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最初に現れる「三ツ滝」をサイドから見たところ。

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これは無名の滑滝のようだ。

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これも上の写真と同じ滝か? ちょっとわからないが、たぶんそうだろう。

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途中に「旭滝」というのがあったはずなのだが、どこだかわからなかった。どうやらこの写真の左奥にあって、下の岩まで下りないと見えないらしい。

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岩の切れ目からわずかに見える「百合ヶ淵」。

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そして最終目的地の「神蛇滝」が見える龍神平に到着。神蛇滝は遠目にしか見えないが、全部で三段の滝を確認できる。ただし一番下の滝は木に隠れてほとんど見えない。またこの滝を見るには細い木橋を渡って幅が60cmほどの切り立った岩に立たなければならず、高所恐怖症の人は無理。三脚など持って行っても立てる場所はない。

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E-PL5 / M.ZUIKO Digital 40-150mmF4-5.6 R

遠目にしか見えないので、一番上の滝を望遠レンズで引き寄せてみる。

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同様に真ん中の滝を望遠で切り取る。木が邪魔して全容が見えないのが惜しい。しかし一ヶ所からしか見えないのでどうしようもない。

ここまで来るだけで1時間半はかかった。標高差300mは登ったようだ。帰りは道が狭くてすれ違いが危険なため、「尾根道」と呼ばれる迂回路を通行することが求められている。こちらは歩きやすくて1時間足らずで下山できた。ただし渓谷は何も見えない単なる山道なので面白味はない。それでも往復3時間を要した。一番奥の不動滝まではさらに遠く、おそらく一日がかりのコースになるだろう。

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