北大台・三津河落山

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山岳

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2000年8月 F3 / AF Nikkor 24mmF2.8D / RVP

大台ヶ原というのは一つの山を指す名前ではなく、このあたりの山の総称である。一般的には最高峰の日出ヶ岳(1695m)がよく登られているが、それより北側の尾根に北大台と呼ばれる山域が存在する。その中でも主峰の三津河落山は標高が1630mあり、日出ヶ岳に次ぐ高度を誇っているが、一般には知られていないため基本的に誰も来ない山である。常に観光客で賑わう東大台をよそに、マニアだけがひっそりと訪れるような秘密の場所なのだ。

三津河落山(さんづこうちやま)とは何とも変わった名前だが、三つの川の分水嶺になっていることからそう呼ばれているらしい。ここからの展望は大変素晴らしく、向かい側の大峰山脈を見渡すことができる。またこのあたりを覆い尽くす笹原はとりわけ美しい。


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2000年8月 F3 / AF Nikkor 24mmF2.8D / RVP

大台ヶ原特有の立ち枯れした木も美しい。抜けるように青い夏の空が広がる。

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2000年8月 F3 / AF Nikkor 24mmF2.8D / RVP

大和岳へと続く笹原の尾根は至福の空間だ。

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