写真論

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アサヒカメラ休刊とオリンパス身売りに思う

この6月に飛び込んできた写真界をめぐる二大ビッグニュース。それは言うまでもなくアサヒカメラの休刊とオリンパスの映像事業売却の件である。カメラ業界を取り巻く昨今の状況を鑑みるといずれそういう日が来るとは思っていたが、それは思っていたよりもずっ...
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現場完結主義という考え方

先日、紅葉の写真をすべてJPEGで撮ったと書いたが、それにはちょっとした伏線があった。アサヒカメラ2018年8月号に掲載された特集「脱・風景写真のススメ」における桐野伴秋氏の記事を読んだことがきっかけである。実際には買ったんじゃなくて図書館...
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カメラは実用品だ

実はE-M10mk2は9月1日に届いていたのだが、全く使っていない。一応、当日は初期不良がないかチェックしたり、設定をいろいろ変更して自分好みに合わせたりするが、翌日には指一本触れなかった(笑)。その後も一度だけ外で30分ほど試し撮りしただ...
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写真はもう終わりか?

春にK-S2を買ったけど、桜撮影以来まったく触ってない。もう使い方も忘れてるくらいだ(笑)。何で使わないのかと言えば、要するに撮るものがないから。自分にはテーマというものが全くない。それが最大の弱み。撮りたいものがないから気合入れて一眼レフ...
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ネイチャーはなぜ飽きるのか?

今から15年ほど前の20世紀末頃、ネイチャーフォトにのめり込んでいた時期があった。その頃の生活はといえば、土日はすべて撮影の予定で埋まっていた。何しろ自然が相手なのだから、カメラマンを待ってくれない。特に桜なんて時期が短いから、一週間でも遅...