熊野市立新鹿小学校波田須分校

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2017年5月 K-S2 / smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED WR

三重県熊野市の波田須地区、国道311号線沿いに2003年に閉校となった新鹿小学校波田須分校がある。もとは波田須小学校という名称であったが、児童数の減少に伴い分校に格下げになった。表札にはまだ「波田須小学校」と刻まれている。

海を見下ろす高台の集落にあり、非常に素晴らしいロケーションである。実はこの場所も過去に何度となく通っているのだが、今までまったく気付かなかった。


それもそのはず、学校は高い石垣の上に建っており、道路からはまったく見えない。もともと平地の少ない土地だから、無理やり山を削って建てたのだろう。左の石段を登っていくと木造校舎が見えてきた。


赤い瓦屋根が美しい平屋の木造校舎である。遠目には傷みも少なくきれいに見える。


運動場は結構広い。


ここが正面玄関。


廃校後も手入れされているような雰囲気がある。


裏手から校舎を見下ろしたところ。


入れそうなところはなかったので、窓ガラス越しに廊下を撮影してみた。比較的最近まで現役であったことから、かなりきれいな感じがする。


もう一つ、講堂のような建物がある。


プールは裏手の坂道の上にあった。すぐ後ろに山が迫り、なかなか凄い環境である。