2018年7月 K-70 / smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED WR
華厳滝、袋田の滝とともに日本三名瀑に数えられる那智の滝。近くまで来たことは何度もあるのだが、滝を訪れたのは今から30年ほど前、ほとんど記憶にも残っていない。あまりにも有名すぎて足が向かなかったということだろう(笑)。
落差は133mと日本一の高さを誇る。正確に言うと、一段の滝としては・・であるが。真っ直ぐに落ちる姿はあまりにも美しく、やはり別格という感じがする。
この滝は飛瀧神社の境内にあり、滝そのものが御神体となっている。境内からでも滝は見えるが、邪魔物が多くて写真を撮るには向かないため、「お瀧拝所」と呼ばれる展望台まで上がることになる。ここへ入るのに300円が必要。そんなことも憶えてなかったなぁ・・
滝見台は上下2段あり、下段からは真正面、上段からはやや左から眺めることができる。滝のすぐ近くまで行けるわけではないが、あまりにも巨大すぎてこのくらい距離がないとレンズに収まらない。換算28mmでほぼギリギリであった。
この滝に限っては高速シャッターが適していると思った。一応、低速シャッターでも撮ったが、おとなしい雰囲気になってしまうため豪壮な滝のイメージは失われる。
こちらはやや左から眺めたところ。時折、水しぶきが飛んでくるのでレンズの曇りに要注意だ。
こちらは青岸渡寺の三重塔との組み合わせ。これも定番の風景だが、ここへ来るまで急な坂を登らなければならない。ぜんぜん憶えてなかったのでこんなに登るとは思わなかった。この位置からだと三重塔と滝の大きさのバランスが悪く、本来はもっと引いて撮った方が良いのだろう。しかしあまりにもクソ暑くてこれ以上登る気力も湧かなかった(笑)。