三脚売却

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これもフィルム時代の遺物だが、大型の三脚を売却した。今は絶版になっていると思うが、2000年頃のVelbon Super Aceというモデルである。重量が4kg近くあって中判カメラにも耐えられるしっかりしたものだ。価格は当時3万円くらいしたような記憶がある。ネイチャーフォトが全盛の頃はこれを担いで歩き回っていたわけだが、やめてからはまったく使わなくなった。


10年間以上、一度も使われることなく車のトランクの中で眠っていたのだが、車を買い換えるときに取り出して置き場所に困っていた。一度はヤフオクで売ろうと思ったのだが、このくらいの適当な箱が見つからず、発送も面倒なので結局そのまま死蔵していた。しかしこれが家にあるだけで相当邪魔だ。何とかしたいと思ったところ、キタムラで三脚も買い取っていることを知った。それで今日キタムラまで持参して買い取ってもらった。古い物なのでもともと捨てるくらいの値でもいいと思っていたが、比較的状態が良かったからか、思ったより良い値で売れた。もちろんカメラの足しになるほどの額ではないが、カメラの置き場所を確保できたことが大きい。(爆)

10年間使わなかったものなんて、今後二度と使う可能性はないと思って間違いない。もはや気合いを入れてネイチャーを撮ることなんてないのだから、こんな巨大な三脚は無用の長物だ。お気楽手持ち撮影で十分。それにもう一つ小型の三脚も持っているので、必要になればそれで十分といえる。二度と使う可能性がないものはたとえタダでも売る。それが断捨離というものだ。「もしかしたら使うかもしれない」という未練たらしい気持ちが断捨離できない人間の特徴である。そんな可能性は絶対にないと断言する。万が一必要になれば、また買えば済むだけのことだ。

そう考えるとうちにはまだまだ無駄なものがいっぱいある。「もしかしたら使うかもしれない」と思って取っておいたカメラやレンズ、結局一度も使ってないではないか。こうなったら徹底的に断捨離を断行しよう。その金で新しいカメラを迎え入れるのだ。(爆)