高滝 2000年6月 F3 / SIGMA 28-70mmF2.8EX / RDP2
台高山脈の奥深くに抱かれた宮ノ谷にかかる高滝は落差50m以上に達し、三重県でも有数の規模を誇る名瀑である。しかし、ここへ至るまでの道のりは容易ではない。渓谷は池木屋山への登山路になっているが、いくつもの鉄梯子と歩きにくい岩場を乗り越え、およそ1時間20分を要する。重量級の装備は厳禁、できるだけ身軽になって歩きたい。
当然、三脚は必須であるが、足場が大変悪く、立てられる場所がほとんどない。どうやってもこのアングルでしか撮れないだろう。川の中へ入る気なら真っ正面から狙うことも可能かもしれない。