新緑の布引滝と荒滝

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2014年4月 K-30 / SIGMA 17-50mmF2.8EX DC

三重県最南部の旧紀和町(現熊野市)に布引滝という名瀑がある。たしか2000年前後に一度だけ訪れて撮影しているが、それっきり足が遠のいていた。近くはよく通っているのだが、行き止まりであることからよほど目的がなければなかなか訪れにくい場所ではある。日本の滝百選にも選ばれている名瀑だが、あまりの不便さに訪れる人は稀である。道路から滝が見えるポイントは一ヶ所しかなく、どうやってもこのアングルでしか撮れない。


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2014年4月 K-30 / SIGMA 17-50mmF2.8EX DC

布引という名の滝は全国に数多くあるが、やはりこのように白布を垂らしたような滑らかな滝を指すことが多い。この滝は落差も大きく、さすがにスケールは雄大だ。

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2014年4月 K-30 / SIGMA 17-50mmF2.8EX DC

道路脇から滝壺近くまで下りられる遊歩道が付いている。帰りは50メートルほど上り返さなければならないので大変だが、やはり目の前で見ないと値打ちがないと思う。

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2014年4月 K-30 / SIGMA 17-50mmF2.8EX DC

こちらは布引滝の少し下流にある荒滝。スケールは小さいが、布引滝とは対照的に荒々しく砕け散る様子が面白い。

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2014年4月 K-30 / SIGMA 17-50mmF2.8EX DC

この新緑の鮮やかさはこの時期にしか見られないものだろう。