行者還林道の山桜は早かった

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2014年4月 K-30 / SIGMA 17-50mmF2.8EX DC

この期に及んでまだしつこく桜を撮る。(爆)

奈良県天川村と上北山村を結ぶ国道309号線(旧行者還林道)沿いは知る人ぞ知る山桜の名所である。かの竹内敏信氏もこの地を好んで撮影していたことで知られる。標高800m~1100mの高地にあるため奈良県で最も遅く桜が開花する。例年4月末頃に見頃を迎えるのだが、過去に4/22という記録があったので4/23に行ってみた。ところがまだ早すぎてほとんど咲いていない状態であった。川迫(こうせ)ダム周辺が一番見事なのだが、まだ冬景色のままである。おそらく見頃は例年通り4/30前後になると予想される。

かろうじて行者還トンネルを越えた南側にちらほらと咲いているのが見られた。おそらく南斜面で日当たりが良いのでこちらの方が早いのだろう。南側の山桜は初めて見たが、景色はこちらの方が良いので満開になれば見事かもしれない。


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2014年4月 K-30 / SIGMA 17-50mmF2.8EX DC

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2014年4月 K-30 / SIGMA 17-50mmF2.8EX DC

南側に特徴的なのは、山の尾根に沿って帯のように伸びる落葉樹林である。とりわけ紅葉の時期にはよくネイチャーフォトの題材にされる。この中にもおそらく桜が混じっているので、望遠レンズで切り取ったら面白い写真が撮れるかもしれない。