K-30ダブルズームキットに付いてくるDAL 18-55mmとDAL 55-300mmはキット専用の廉価版であるため、フードが付属してこない。フードが欲しければ別売で買え!とのたまう。こういうセコい商法はやめてほしい。フードくらい初めから付けとけ!(怒)
この手の別売フードというのは例外なく高い。たとえばDAL 18-55mm用だと実売でも2500円くらいする。ボッタクリ価格もいいところだ。ただのプラスチックであることを考えると原価は数百円くらいのものだろう。根がケチなもんだから、こういう割高感のある商品を買うのには抵抗がある。市場を独占している強みから、何か「買ったら負け」のような気がするのだ。それならフードが付属した単品売りを買い直した方が得だとさえ思う。ペンタックスなんてまだ良心的な方で、オリンパスなんかは単品売りのレンズもすべてフード別売にした上で、定価8000円もするような高級金属フードを用意していたりする。これが欲しければ買え!と強烈にアピールしてくる。それでもお金持ちはデザインに負けて買っちゃったりするんだろうなぁ・・(爆)
ところがこういうメーカーのボッタクリ商法に目を付けた業者が互換品を販売している。もちろん純正に比べて大幅に安価なのが特徴だ。誰でも機能に大した差がなければ安い方がいいに決まっている。自分は予備バッテリー、単三型電池ホルダー、リモートレリーズ、赤外線リモコンをすべて互換品で揃えた。純正品に比べれば価格は1/3~1/5程度と激安である。実際に使ってみて、機能には差を感じない。PENTAXのロゴが欲しいとか、自分にはそういうくだらない見栄はない。安けりゃ何でもいいんだ・・
ところでレンズフードの互換品はないのか?と思っていたら、やっぱり出てきた。フィルターねじ込み式の汎用品はよくあるが、こういう専用品は今までなかった気がする。
この商品は52mm用と58mm用のセットなのだが、まるでK-30ダブルズームキットのために作ったような製品である(笑)。価格は若干の変動があるが、自分は送料込み1180円で購入した。純正だと2個で5000円はするんだから激安である。
定形外郵便で送ってくるので若干時間がかかったが、中身は新聞紙で包まれているだけの至ってシンプルな包装(笑)。早速取り付けてみると、当たり前だがきっちり嵌った。もちろん逆付けも可能だ。ただ58mm用の方は取り付けにやや遊びがあり緩い。52mm用はガタつきもなく良好だ。あと内面の反射防止処理はちゃんとされていないと思う。まあこの辺は値段相応ということか・・
フィルター操作用の窓もちゃんと付いている。完璧なレプリカといえるだろう。PENTAXのロゴが欲しいとかくだらないことにこだわらなければこれで十分だ。
将来的に3Dプリンターが普及してくれば、こういうボッタクリ商法は成り立たなくなる時代が必ず来る。そうなると、3Dデータを販売する業者が利益を上げることになるのだろう。
コメント
へぇ~、こんなのがあるんですね。全然知りませんでした。
以前パナソニックの14-42mmフードを取り寄せて買ったことがありましたが、1200円だったかな・・・パナソニックはまだ安いと思ったものでした。
私のK-50はフードついでにタムロン18-200mm便利ズームを購入。同レンズがつけっ放しのこの頃です。
パナは基本的にフード付属じゃないですか、他社も見習ってほしいものです。
50-200mmは径が違うので、このセットは使えませんね・・
売りですか?(爆)