2017年9月 K-S2 / smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED WR
竹駅から乙原駅を飛ばして石見簗瀬(いわみやなぜ)駅へ。乙原駅を飛ばしたのは県道からやや離れているためである。この駅は比較的大きな集落の中にあり、すぐ隣にも民家があった。三江線にはあまり見られない木造のしっかりした駅舎が残っている。
ホーム側から見ると木造そのままで、昔の非常用電話などもあって味わい深い。
順序が逆になるが、実はこの駅に着いた瞬間に竹駅で見送った列車が入ってきた。乙原駅を飛ばしたおかげで間に合ったのだ。まったく偶然だったが、撮り鉄はこういうことも計算して動いているのだろうな。あまりに慌ただしかったのでじっくり構図を整える余裕もなかった。
あっという間に列車は出て行った。島式のホームで昔は行き違い施設があったと思われるが、今は線路も撤去されている。
これで今回の三江線撮影は終了となった。都合上、三次側、江津側の両方からアプローチして中間部だけが残った。しかし中間部には「天空の駅」として名高い宇津井駅などがあり、最も美味しい部分。そこまで行けなかったことだけが心残りだ。次行ったときには廃線跡めぐりになってしまうのだろうな・・