カメラなどもはや1ミリも興味はないのであるが、最近になっていくつかカメラ関連の機材を購入している。といってもここ数年という話だが。
現在最も稼働率が高いカメラはLUMIXのGM1Sである。ほとんどこれしか使ってないと言ってもいい。E-M10 mk2はたまに使う程度、K-70に至っては年2回くらいしか使っていない。GM1Sでほとんど間に合ってしまうからだ。まさに結局小さいカメラしか使わなくなるという法則に当てはまっている。
ただGM1Sもあまりに酷使しすぎていつまで保つか心配である。実際、ダイヤルが外れたりして自己修理している。見た目もだいぶボロくなってきた。それでも何とか壊れずに使えているのだが、いつ壊れてもおかしくない。もはや修理も不可能だろう。
そんなわけでGM1Sの後釜を探しているのだが、これに代わるカメラは存在しないと思う。以下、最近買ったものを紹介してみる。
LUMIX DC-G100K
これはもともとVLOG用を売りにして発売されたカメラである。単体発売はなく、12-32mmF3.5-5.6とのセット販売で動画撮影に便利なリモコン付きミニ三脚が付属している。確か新品で66,000円くらいだったと思う。まあ今どきのミラーレス相場からしたら破格の安さだろう。
VLOG用を謳うだけあって動画性能は確かに優れている。4Kで撮れるし、フルHDの60fpsにも対応しているからスペック的に不足はない。もともと動画撮影用として購入したものだが、比較的コンパクトであることからGM1Sの後釜にもなればという思惑があった。
しかし静止画用として使ってみると、意外と使い勝手が悪い。GM1Sではできたことができなかったりする。致命的にダメなのはEVFの出来の悪さだ。あちこちで叩かれているが、視野が妙に青っぽかったり、周辺がボケて見づらいという欠点がある。もちろんそれは承知の上で買ったのだが、実際に使ってみるとやっぱり使えない。E-M10 mk2の綺麗なEVFとは雲泥の差だ。はっきり言ってEVFは使わず背面液晶で撮った方が快適だ。
もう一つダメなのが、何とm4/3の強力な武器であるSSWFを搭載していないということである。これは買うまで知らなかった。どうも最近のパナ機はSSWFを省略した機種が増えているらしい。センサー剥き出しのミラーレスでゴミ対策をしてないのは致命的だと思うのだが、もともとm4/3のセンサーはゴミが付きにくい(目立ちにくい)構造をしているから不要と考えたのだろうか。レンズ交換なんかしないことを前提にしたものとも思われる。今までm4/3機でゴミを気にしたことなんてなかったのに、これじゃ気になって憂鬱になる。
サイズ的にも微妙にデカくてGM1Sの代わりにはならない。出っ張ったEVFが邪魔だ。どうせ使い物にならないのだから取っ払えばいいのに。結局、動画も撮ることがないから全く使い途がなく、ほとんど持ち出したことがない。せいぜい12-32mmF3.5-5.6がもう1本手に入ったくらいのメリットしかない。
なおG100の後継機としてG100Dが発売されている。だから安くなったのだが、G100との違いはEVFが若干改良されたことと、充電端子がUSB-Cになったことくらいで中身はほぼ同じものだ。にもかかわらずG100DではなぜかVLOGカメラではなく静止画を前面に押し出したセールスになっている。全く意味不明な戦略の転換だ。
TTArtisan 25mmF2(マイクロフォーサーズ用)
言わずと知れた銘匠光学が発売するMFレンズである。別に必要ではなかったのだが、つい遊びで買ってしまった(笑)。Amazonのタイムセールで8,000円弱で買えたと思う。まあこの値段なら試しに買ってみても損はないだろう。
このレンズ、侮ることなかれ。何とオール金属製のしっかりした作りで絞りリングやフォーカスリングの操作感もとても良い。光学系は本格的な5群7枚構成だ。価格からは想像もできないほどの品質に驚く。
何と言っても薄型のパンケーキレンズであるからGM1Sとの相性がとても良い。少々重いことを除いてはLUMIXの12-32mmと同じ感覚で使える。肝心の描写もなかなかのもので、開放では若干フレア気味でソフトな描写になるが、F4まで絞れば対象物がクッキリと浮かび上がるし、F5.6まで絞れば遠景まで文句のないシャープな描写となる。改めてこれが8千円で買えるレンズとは信じられない。
ただやはりMFで自動絞りでないのは面倒で、全く持ち出していない(笑)。それに換算50mmという画角は自分には狭すぎて使いづらい。ゆえに買ってはみたものの今後も使う機会はなさそうだ(笑)。
M.ZUIKO DIGITAL 17mmF2.8
これはm4/3の黎明期から存在しているパンケーキレンズで現在は生産終了となっている。程度の良い中古を15,000円ほどで買った。見た目は傷もなく新品に近い。
これを買った理由はGM1Sに付けている12-32mmF3.5-5.6は繰り出して使うのがめんどくさいから。撮影するたびにレンズを繰り出してまた戻すという動作がどうにも億劫だ。これをやるには両手を使わざるを得ない。そこで単焦点のパンケーキレンズなら片手でサッと撮れるから便利だと思ったのだ。もちろん定評のあるLUMIX 20mmF1.7やM.ZUIKO DIGITAL 25mmF1.8という選択もあるだろうが、値段が高いし、それなりにデカいから手軽とはいえない。
その点、M.ZUIKO DIGITAL 17mmF2.8はコンパクト性に優れており、GM1Sと相性がピッタリであることが決め手になった。直径が小さいためボディーからはみ出すことがなく、机の上に置いても傾かない。デフォルトの12-32mmF3.5-5.6と比べても薄さで勝る。サッと取り出して片手で撮るには実に都合の良いレンズなのだ。
写りの方はよく言われているように単焦点レンズとしては物足りない。特別シャープなわけでもないし、ボケ味が良いというわけでもない。でもまあ良くも悪くもないというくらいの平均的な描写だ。このコンパクトさでこれ以上求めるのは酷というものだろう。
ただこのレンズ、設計が古いためにAFがとてつもなく遅いのだ。今どきあり得ないくらいジーコジーコとうるさく前後する。あまりに遅すぎるためAF-Cは使えない仕様になっている。使うたびにこれがストレスになるので結局使わなくなってしまった(笑)。
でもこの手軽さはやっぱり捨てがたいので、また持ち出すことはあると思うが、ズームの便利さにどうしても負けてしまう(笑)。

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