2018年6月 K-70 / smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED WR
長野市から鬼無里を経て白馬に至る国道406号線が最後に越える峠がある。俗に白沢峠、あるいは嶺方峠と呼ばれているが正式名称ではないらしい。峠には白沢洞門と呼ばれる短いトンネルがあり、白馬方面へ向かって行くとトンネルを出た瞬間に北アルプスの山並みが眼前に迫る光景は知る人ぞ知る絶景である。
この景色に憧れて過去2~3度は訪れたことがあるが、な~んにも見えなかった(笑)。しかし今回は違う。朝から完璧な快晴、しかも雪がたっぷりと残っている。この場所からだと北アルプスは真西になるから、当然朝のうちが一番光線状態が良い。白馬の麓で車中泊して、朝7時過ぎにこの場所まで上がってきた。
トップの写真は有名なトンネル出口からのショットである。トンネルの形がちょうど額縁の役割を果たして一幅の絵を見ているようである。
左から唐松岳、鑓ヶ岳、杓子岳が見える。峠からだと白馬岳そのものは右の山陰に隠れて見えない。
峠から少し下ると白馬三山がきれいに見える場所がある。一番右端が主峰の白馬岳。
こんなに天気が良いのは初めてだった(笑)。