大峰高原

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2018年6月 K-70 / smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED WR

安曇野の東側、いわゆる東山と呼ばれる山塊に大峰高原という場所がある。標高は1000mちょっとしかなく、信州としては低い。一般的な知名度はほとんどないだろう。しかしネイチャーカメラマンの間では大カエデが有名であり、紅葉の時期には超混雑するようだ。

先に行った居谷里湿原から近いため、ついでに立ち寄ることができた。ここも以前一度だけ来たことがあるが、例によって何も見えなかった(笑)。ここは山が見えなければ本当につまらない場所なんだ。でも今回は完璧に北アルプスが見える。これだけで来た甲斐があるってもんだ。

北アルプス展望台と呼ばれているが、実は山が見えるポイントはほんの一ヶ所しかない。駐車場のある場所からは何も見えないので、そこから北へ2分ほど歩いたところが唯一の展望スポットである。しかも北アルプスが全部見えるわけではなく、中部あたりの主要な山々がいくつか見えるだけである。

トップの写真は左から爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五龍岳である。展望としてそれほど雄大ではないものの、大町の街並みと対比できる眺めはやはり素晴らしい。


こちらは右が蓮華岳、左が北葛岳と思われる。


全く予備知識がなかったのだが、大峰高原では薬草として有名なカモミール(カミツレ)の栽培が盛んだそうだ。大カエデの駐車場のすぐ前にある。ちょうど5月下旬~6月上旬くらいが花期らしいので、満開の花を見ることができた。やっぱり薬草だけあって結構きつい匂いがする。

この後、松本市を経てビーナスラインに入り、八島湿原や霧ヶ峰を訪れたが、大した写真はないのでこれで締めにしよう(笑)。この日は白馬に始まり伊那市までずいぶん欲張って回ったので、くたびれてしまった(笑)。