2013年7月 D7000 / AF-S Nikkor 24-85mmF3.5-4.5G
初のD7000実戦投入である。奈良県御杖村神末にある半夏生園が見頃だというので行ってみた。そもそも半夏生という植物の名前も知らなかったし、そんな場所にあることも今まで知らなかったのだが、とにかく未知の場所には行ってみたいという好奇心が足を向けさせた。
2013年7月 D7000 / AF-S Nikkor 24-85mmF3.5-4.5G
この場所は少々わかりにくい。国道369号線から御杖青少年旅行村の方へ入り、「神末東町」バス停のすぐ横にある細道へ左折する。一応、曲がり角に案内板が立っているから注意すればわかるだろう。少し坂を上がったところに「健民グランド」駐車場があり、そこに停めて南方向へ7~8分くらい歩く。集落を抜けると林道となり、獣害除けの扉を通り抜けたらもう少しで半夏生園に到着する。詳細情報はこちら。
2013年7月 D7000 / AF-S Nikkor 24-85mmF3.5-4.5G
「半夏生」という名前の由来は半夏生の頃に葉が白くなることから来ているとされる。別名「半化粧」あるいは「片白草」と呼ばれることもある。
2013年7月 D7000 / AF-S Nikkor 24-85mmF3.5-4.5G
園内は思ったより広く、一周できる道が付けられている。
2013年7月 D7000 / AF-S Nikkor 24-85mmF3.5-4.5G
2013年7月 D7000 / AF-S Nikkor 24-85mmF3.5-4.5G
これだけ密集している様は壮観である。
2013年7月 D7000 / AF-S Nikkor 24-85mmF3.5-4.5G
合歓木も満開であった。
2013年7月 D7000 / AF-S Nikkor 24-85mmF3.5-4.5G
別にきれいな花が咲くわけでもなく、いかにも地味な植物ではあるが、これだけ一斉に真っ白になると、まるで雪が積もったようで美しい。これまで存在すら知らなかった場所なので、少し得した気分になった。それにしてもなぜこれほどの大群落が存在しているのだろうか? 別に栽培しているわけでもなさそうだが・・
2013年7月 D7000 / AF-S Nikkor 24-85mmF3.5-4.5G
ここからはおまけ。集落内の道を歩いているとなぜか道端に洗面台が・・(笑)
2013年7月 D7000 / AF-S Nikkor 24-85mmF3.5-4.5G
さらに偶然発見した廃なプール。何でもない田んぼの真ん中にポツンとあり、おそらくもとは村民プールみたいなものだったのだろう。今はプールとしては閉鎖されているが、消防用水として利用されているようだ。ここも例によってフェンスで囲まれており、近づくことができない。一眼レフの太いレンズでは隙間に突っ込むこともできず、涙を呑んだ。これは何とか上に手を伸ばして撮影できた一枚。こんなときミラーレスがあったらと悔やまれる。カメラの場合、「小は大を兼ねる」が正しいと思う。
コメント
こんばんは!
これだけ葉っぱの色が白くなるという植物は私も見たことがありませんでした。
本当に季節はずれに雪でも積もったようですね。とても素晴らしい光景です。
>ハンドル職人さん
白くなる過程を見てみたい気がしますね。(笑)
植物にとっては何の意味があるのだろう?と思いますが・・