K-S2ついに入荷!

投稿日:2015年4月16日 更新日:

デジタルカメラ

発売から待つこと1ヶ月半、ようやく地元の量販店でK-S2の実機を触ることができた。どんだけ田舎なんだ・・(爆)

触った第一印象、十字キーの操作性が最悪! これに尽きる。ボタンの表面がボディーとほぼ同じ高さにあり出っ張っていない。だから押し込むようにして押さなければならない。これはK-S1にも共通する最悪の仕様。しかもボディーの端に寄っているからさらに押しにくい。いったい誰がこんな操作性を考えたんだ?

シャッターを切ってみた感触はK-30系と同じガシャッというガサツな音。だから同じシャッターユニットを使っていることは明らかだ。あとはK-S1と同じようなものだから、特に言うこともなし。

それより残念だったのはキットレンズの18-50mmF4-5.6である。沈胴式で小さくなったのは確かだが、質感があまりにもチープすぎる。鏡胴やズームリングなどはプラスチック丸出しで見るからに安っぽい。沈胴式にありがちなのだが、鏡胴がグラグラしていかにも剛性がない。最悪なのは繰り出しの機構だ。横にある小さなボタンを押しながら回すのだが、感触がとても悪く、途中で引っかかるようなギクシャク感がある。オリンパスのスムーズさとはえらい違い。これだけで買う気が萎える。同じ沈胴式でもニコンはもっと完成度が高い。これだからペンタックスは・・と言われるんだ。

そしてジーコジーコは言わなくなったけれども(笑)、電子式のフォーカスリングなんだよね。あれは嫌いなんだよ。まあオリンパスもそうだけど、ミラーレスだと別に気にならない。でも一眼レフで電子式はいただけない。遅延が気になるんだ。ダイレクト感を重視する一眼レフにとって、電子式は相容れないものがある。しかもそのフォーカスリングは出っ張りが少なく、とても回しづらい。

レビューはまだ出てないようだけど、サンプルをいくつか見た限りでは画質も大したことないようだね。周辺画質も良くないし、旧型18-55mmとどっこいどっこいだろう。まだ旧型の方が安っぽくないだけマシといえる。

いずれにせよK-S2とキットレンズはがっかりさせられる結果だった。まあ冷静に考えればバリアングルが付いただけでK-30と大して変わらないんだから、わざわざ買い換えるほどのものでもない。それよりは単三電池が使えなくなったことの方が痛い。

こうなるとやっぱり次はK-3か?という結論になる。ちょうどタイミング良くK-3II発売の噂が飛び込んできた。やっぱり出るのか? そうするとK-3はお買い得になるだろうけど、K-3IIではいろいろと不快な点が改良されているはずだから、買うならやっぱりK-3IIにした方が後悔しないだろうと思う。どうせK-3IIも次期フルフレーム機が出るまでのつなぎだから、すぐに値下がりするに決まっている。一年もすればK-3IIも投げ売り状態だろう。それからでも遅くはない。

というか、次の本命はE-M5 MarkIIになりそうな気がしてきた・・(爆)

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