2016年7月 K-30 / SIGMA 17-50mmF2.8EX DC
新潟県の頸城丘陵と呼ばれるところ、現在は十日町市となっている旧川西町にある白倉小学校跡。統合に伴って1994年に閉校となっている。
実はこれは狙って行ったんじゃなくて偶然見つけたんだ。もともとの目的は日本の原風景が残っているという小白倉集落というところ。
これがその小白倉集落。過去に「美しい日本のむら景観コンテスト」の最高賞に輝いたと言われる。ただ今でも特に観光PRに力を入れている様子はまったくない。まあ知る人ぞ知る風景というところだ。国道403号線沿いにあってわかりやすいんだけど、今ひとつ全体を見渡せる場所がなかったのでいまいちな写真しか撮れなかった。
それで意気消沈して引き上げようとふと後ろを振り返ったらそこに廃校があったという次第(笑)。ただ廃校になってまだそれほど経ってない鉄筋校舎だから、あまり興味は惹かれなかった。
ラッキーなことに廃プールがあった。水が抜かれているので色褪せたプール底が見えて良い。
裏の扉が開いていたので失敬してちょっと中を覗いてみた。外観からは想像が付かないくらいきれいである。作りかけの囲炉裏のようなものがある。
廊下から玄関を見たところ。「白倉交流センター キャンパス」の看板が見える。妙にきれいなので最近まで交流施設として使っていたようだが、看板を外してあるということは今は使ってないのだろうか?