物欲消滅

投稿日:2012年11月29日 更新日:

デジタルカメラ


天理市の銀杏並木 2012年11月 E-620 / ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6

このところの「ハードよりソフト」重視路線が功を奏してか、物欲が完全に消滅した。今ある機材で十分すぎる、新しいカメラなど要らない、それが結論だ。そもそも自分は日常的に写真を撮るという習慣がない。写真は趣味ではないから、旅行とか特別なイベントのときのためのものである。普段の記録はコンデジで十分だ。そんな年に何度も使わないものに大きな投資は無駄すぎる。



2012年11月 E-620 / ZUIKO Digital 40-150mmF4-5.6

理由はそれだけではない。年末に来て「予算消化」が必要になってきたからだ。サラリーマンの方には縁のない話だが、自由業っぽいことをやっていると毎年自分で確定申告をやらなければならない。その際、所得額は営業収入から必要経費を差し引いたものとなる。この必要経費をある程度大きくしないと、課税額が増えて来年の財政を圧迫することになる。だから駆け込みで予算を消化する必要が出てきたのだ。その投資対象は費用対効果で決まる。つまり投資額に対していかにコストを回収でき、利益を生み出せるかが重要なのだ。カメラなんか買っても何の利益も生み出さない。費用対効果ゼロである。今はカメラ以外に投資すべきものがたくさんある。カメラなんか買ってる場合じゃない。妄想を終わらせるものは、最後はやっぱり「現実の壁」なのだ。現実を見ること、それがカメラ欲しい病に対する特効薬である。


2012年11月 E-620 / ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6

D7000がなかなか値下がりしないことも現実路線を後押ししている。年明けにはD7000とD300Sを統合した後継機が噂されているが、発表された途端に再び値上がりということも考えられるだろう。まあニコンなんてもうどうでもよくなってきた。やっぱりオリンパス一筋で行こうかと思っている。経済性を考えるとそれが最も合理的だ。

最後にこれだけは言えることだが、デジカメなんて待てば待つほど安くて良い物が手に入る。これだけは間違いない。今はD7000がお買い得だと言っても、あと2年もすれば時代遅れの機種になり、その頃には現在最高スペックの機種が激安で手に入るであろう。デジカメは後出しじゃんけん、購入を先に延ばせば延ばすほどお得なのだ。

よって、カメラは買わない。正確に言うと、買う金がない。物欲がなくなるとこのブログは成り立たないのだが・・(爆)

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