
2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II
先日こどもの日に滋賀県日野町にある旧鎌掛(かいがけ)小学校に行ってきた。ここは現在NPO法人「蒲生野考現倶楽部」によって「しゃくなげ学校」として運営されており、土日は内部も一般公開されている。宿舎などに転用されている例はたまに見かけるが、こうやって当時の学校のまま公開されているケースは珍しいので興味深かった。
当日はゴールデンウィーク中にもかかわらず見学者は稀で、ひっそりとしていた。ただ来訪者は廃校マニアよりもアニメファンの方が多いようだ。もともと見せるために整備されたものだから本当の意味での廃ではないが、懐かしい備品などを見ているだけで楽しくなってくる。

校長室 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II

1階の廊下 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II

職員室 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II

懐かしの足踏みオルガン 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II

1階の廊下 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II

よい子のくらし 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II

気象表示板 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II

体育館 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II

校歌 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II

一般教室 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II

農機具 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II
学校のものではないだろうが、地域の生活用具や農機具などを展示しているコーナーがある。

校庭 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II
校庭はきれいに整地されていて、今も運動場として使われているようだ。

2階へ上がる階段 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II

2階の廊下 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II

六学年教室 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II
学校に畳の部屋があるのは珍しい気がする。

家庭室 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II

理科室 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II

器具棚 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II
懐かしの実験器具類がいっぱい。

薬品瓶 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II

百周年記念碑 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II
「愛校愛郷」いい言葉だと思う。

卒業制作 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II

中庭から見た校舎 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II

心愛力 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II

プール 2013年5月 E-PL2 / M.ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6II
大好物の廃プールが撮り放題であった(笑)。ただこのプール、全体がフェンスで囲まれているため、脚立でも持ってこない限り普通は撮れない。しかしミラーレス機の細い鏡胴とライブビューを生かしてフェンスの隙間にレンズを突っ込んで撮影することができた。これが鏡胴の太い一眼レフだったら涙を呑むしかなかっただろう。これもミラーレスの恩恵だ。
校内はかなり広く、自由に見学できるため、全部撮ろうと思ったら半日くらい見ておいた方がいいだろう。スタッフの方も大変フレンドリーで感じが良かった。古い木造校舎を維持するには費用もかかるのだろうが、全国各地で放置されている廃校も有効活用すれば人が呼べるのにと思う。


コメント
綺麗に保存されていますね。プールも最高です。また、レンズが小さいから金網に突っ込める、これ、仰る通り、一眼レフだと無理なんですよね(笑)。私もそんな風景はコンデジで撮るようにしています。
こうやって他用途で古い学校を維持する、どこの地方でも是非やって欲しいですよね。昨年、福島県の戦前に建てられたKing Of 廃校と呼ばれる学校を撮ろうと予定を立てたのですが、どうしても日程が合わず、ようやく今年の夏に行ける事になったのですが、ここが老朽化が激しく、危険で保存も出来ないとの事で、本来は昨年取り壊す予定だったそうです。
それがここをロケに使った映画が封切された云々で、先月の時点では現存している情報を現地の方から掴んだのですが、7月まで残っているか微妙な状態です。どうも311の震災の影響もあったようです。でも、それ以前に、10年くらい前に保存を考えていれば・・・、とちょっと残念に思います。
>BigDaddyさん
福島県と言えばたぶん昭和村ですよね。
その場所は今まで3度は通ったことがあるんですが、廃校のことを知らずに見たこともありません。
惜しいことをしたなと思います。さすがにあそこまで行くのは遠いですが・・(笑)
耐震性の問題とかもあって保存が難しいのはわかりますが、アニメ聖地でも何でも良いから、若い人がたくさん来てくれて木造校舎に興味を持ってくれると同じ動きは広がっていくし、地域活性化にもつながると思います。
学校は地元にとっては心の拠り所みたいなものですから、消えてしまって一番寂しいのは地元の人に違いありません。