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G5とD5100とZD14-54mmで激しく迷う

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大半のカメラ趣味人は写真よりカメラが好きなはずだ。検索結果を見てもほとんどカメラの機種名が上位を独占している。機材ネタを書かないとアクセスが激減したので、定期的に妄想をぶち上げてみる(爆)。いや正確に言うと妄想というのは正しくない。妄想とはあり得ないことをあれこれ思い巡らすことを言う。これはもはや妄想ではない。もっと現実味をもってポチ寸前まで行っているのだ。(爆)

妄想の対象は昨年夏頃からずっと言っている「次期メイン機」の選定である。現在、一応メインはE-620、サブがE-PL2ということになっているが、フォーサーズの将来性がないことから常にメイン機の置き換えで悩まされてきた。それがそもそもの発端である。これまでD7000、D5100、K-30、GX1など様々な機種が浮かんでは消えた。しかしここへ来て次期メイン機の候補が大きく3つに絞られた。その条件はバリアングルモニターを持っていることである。最近の一眼レフはすべてライブビュー機能を備えてはいるが、液晶が可動のタイプはごく限られている。ミラーレス機の中にはチルト式のものは比較的多いが、あれはいただけない。なぜなら縦位置で使えなければ意味がないからだ。可動式液晶は2軸式で360度回転可能なものでないと意味がないと考える。ライブビューなんて使わないという人も多いだろうが、E-620を使っているから、バリアングルモニターの有り難みはよくわかっている。ライブビューがあっても液晶固定式ではその利用価値は半分にも満たない。

バリアングルモニターを持っている機種と言えば、一つは前からしつこく言っているD5100がある。しかしここへ来て有力な対抗馬が現れた。それはパナソニックのG5である。つい最近まで高値を付けていたのでノーマークだったが、後継機のG6が発表されたことによって急速に値下がりしてきた。ダブルレンズキットで望遠ズームが手に入ることを考えると、かなりお買い得な価格になってきている。そしてもう一つの選択は、何と驚くことなかれ、E-620である。そのまんまじゃないかと思われるだろうが、レンズだけZUIKO DIGITALの誇るハイグレードレンズに置き換えるのだ。14-54mmF2.8-3.5という大口径レンズが旧型ながら3万円台前半まで値下がりしている。それだけで不満のほとんどを解消できるなら安いものではないか。そしてE-620にはまだまだ現役で頑張ってもらうのだ。

まったく性格の異なる商品で激しく迷うこと自体が貧乏人の証拠である。金持ちなら全部買ってしまうのが正しい。しかし貧乏人は多くの選択肢の中から一つを選ぶことしかできないのだ。ではそれぞれを選んだ場合のシミュレーションをしてみよう。

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Panasonic DMC-G5

現在の最安値がボディー単体で35000円、ダブルレンズキットで47000円程度まで下がっている。ただしパナソニックの場合、色によってかなり価格が異なり、いつも黒だけが高い傾向にある。G5もご多分に漏れずエスプリブラックだけは他より3000円ほど高くなっている。ダブルズームキットがやっと5万円を切ったところだ。カメラは黒じゃないと絶対イヤなので仕方がない。ボディー単体かダブルレンズキットかは迷うところだろうが、いずれ望遠ズームを買うことを考えるとダブルレンズキットにした方が絶対お得だ。45-150mmは単品で買えば22000円ほどするので、それだけで十分安いと言える。G3のケースから推定すると、底値はブラックで48000円程度と考えられる。おそらくこれ以上は大きく下がることはないだろう。

G5の魅力と言えば、何と言ってもEVFとバリアングルモニターを持っていることである。パナソニックの外付けEVFはとても高いので、GX1にEVFを付けることを考えればはるかにお得だ。見え味もオリンパスより倍率が高く、フルサイズ機並みの大きさがあって見やすい。またアイセンサーが付いているから、自動的に切替ができて使い勝手も良い。屋外で見えない液晶にはE-PL2で懲りているから、ミラーレス機はやっぱりEVF内蔵型じゃないとダメだと思うのだ。もちろん金さえあればOM-Dがいいに決まっているが、発売から1年以上経ってもまったく値下がりせず、今でも単体で8万円もする。コストパフォーマンスを考えるととても買えない。そこでOM-Dの代替としてG5で我慢しようという考えだ。

ただG5のセンサーは悪名高きパナソニック製だ。とは言ってもパナセンサーも徐々に改良されてきており、初期の1200万画素に比べるとだいぶ高感度特性は向上しているらしい。各種のレビューを調査したところ、G5の高感度ノイズそのものはOM-Dと大差はなく、ISO3200までは使えるレベルとされている。ただしダイナミックレンジの点ではやはりソニー製に一歩劣り、シャドウを大幅に持ち上げたりすると破綻が出るらしい。まあOM-Dに負けるのは仕方ないとして、パナソニック製センサーの中では最も良いということは間違いない。少なくともE-620から比べるとかなり向上しているはずである。

G5のもう一つの魅力といえば動画だ。パナソニックだから動画はお手の物だ。一応、最近はオリンパスも動画に力を入れているが、やはりパナとはノウハウの蓄積が違うから、こんにゃく現象など酷くて使えないと聞く。G5の動画はフルHDで60pまで対応しているし、MP4でも記録できるので言うことはない。このカメラがあればビデオカメラはいらないだろう。

というわけでG5が非常に魅力的なのだが、欠点を言えば、まず質感のチープさだろう。店頭には白しか置いてなかったのだが、テカテカでオモチャみたいな質感に萎えた。あの一眼レフを模したスタイルもインチキ臭くて気に入らない。それとパコーンとしたシャッター音が何とも情けない。あの音で撮影意欲が起きるものか? そしてG5の最大の欠点と言えば、やはりボディー側に手ぶれ補正を内蔵していないことだろう。ダブルズームキットで買うなら実質的にほとんど問題はないのだが、それでもシグマやオリンパスのレンズを使った場合に手ぶれ補正が効かないのは痛い。まあ広角系はなくても困らないにしても、望遠系ではオリンパスの45mmF1.8や60mmマクロ、シグマの60mmF2.8だって気になる。それを考えるとやっぱりオリンパス機に軍配が上がる。

あとサイズが中途半端に小さいからE-PL2との棲み分けも難しくなってくる。メイン機だから少々大きくても構わないのだが、あの小ささではE-PL2を食ってしまう。そうするとE-PL2はもう使わないだろうから、キットレンズごと売ってしまうのが前提だ。それで1万円くらいの資金捻出にはなるだろう。根本的な問題として、フォーサーズ系はもう飽きたというのもある。何だかんだ言ってもフォーサーズの呪縛からは逃れられないのであり、センサー性能には限界が見えている。最近はコンデジがどんどん大型センサー化していることもあって、マイクロフォーサーズの立場も危うくなってきている。どうせならAPS-C以上の大型フォーマットに行きたいというのが本音である。マイクロフォーサーズはレンズがしょぼいのも問題だ。単焦点なら大口径もあるが、ズームはF3.5-5.6といった暗いものばっかり。これじゃ撮影意欲が起きない。最近パナからはF2.8の大口径ズームも出るには出たが、価格がべらぼうに高すぎる。他マウントでは3万円台で大口径ズームがあるというのに、割高感たっぷりでお話にならない。

Nikon D5100

まずD5100はすでに買い時を逃した感がある。ボディー単体で見れば4月下旬に最安値33864円を付けて以降、ゴールデンウィーク前から急上昇し、現在は39000円を行ったり来たりしている。最安値から見れば5000円ほども値上がりしている。もちろんそれでも十分安いと言えるし、たかが5000円という声もあるだろうが、根がケチだから一度底値を見た後で高くなったものを買うのは非常に抵抗がある。貧乏人にとって5000円は大金だ。それだけあれば予備バッテリーの一つも買えるのだから、この差は大きい。最近は量販店の店頭からも徐々に姿を消しつつあり、在庫が尽きるのは時間の問題だろう。これ以上待っても再び値下がりする可能性は低く、さらに上がる可能性が高い。決断が遅すぎた。

しかしそれでもD5100を諦めきれない自分がいる。D5100の魅力は何と言っても評判の良いソニー製1600万画素センサーに尽きる。写りはD7000と同等なのだ。高感度もバッチリ文句ない。後継のD5200はAFが強化されているので、そちらが値下がりするのを待つという手もあるだろうが、2400万画素が邪魔だ。エントリー機にそんな高画素が必要とは思えない。もしD5200が1600万画素のままだったら値下がりを待っただろうが、D5100の1600万画素という程良い画素数を諦めきれないのだ。だからどうしてもD5100があるうちに手に入れたい。

D5100の場合、ボディー単体にするかレンズキットにするかは悩みどころだ。現状でレンズキットは単体より5000円ほど高い。あんなしょぼいレンズだと撮影意欲も萎えるので、いずれちゃんとしたのを買うことは前提だが、レンズがないことにはどうしようもないので当面のつなぎとしては18-55VRを手に入れておくのも悪くない。レンズの候補としてはシグマの17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM一点で決めている。これ以外の選択はない。自分にとっては万能に近いレンズだ。ただこれも4万円弱するので、一緒に買えば8万円になってしまい、とても手が出ない。だからどうしてもレンズは後回しになる。どうせ買い換えるのならボディー単体で良いという考え方もあるだろうし、その場合は当面のつなぎとして手持ちのAF-S Nikkor 24-85mm F3.5-4.5Gを使うことになる。もちろんフィルム用のレンズだから広角側が足りなくなるし、手ぶれ補正も付いていない。まあどっちにするかはその時の相場を見てお得な方で決めることになるだろう。

D5100を買うということはオリンパスとの決別を意味する。正直言って、フォーサーズが続くとか終わるとかいつまでもやきもきすることに疲れた。この際、オリンパスとはスパッと縁を切って、安心のニコンライフを満喫したい。ニコンへ行けばサードパーティーの安価なレンズも豊富にあるし、選り取り見取りだ。いつ終わるかわからない不安感にさいなまれることもないので、ひいては物欲の抑制にもつながる。そもそも物欲の根源はフォーサーズが終わるという不安感から発生しているのだから。D5100を買った場合、フォーサーズのレンズを2本は売却することになるだろう。実質的にもう使うことはないが、一応フォーサーズ最後の名機だからE-620とキットレンズだけは残しておく。レンズ2本で2万円くらいにはなるだろうから、それをレンズ購入資金に充てる予定である。

ただD5100にもやはり欠点がある。最大の欠点は操作性の悪さとデザインだろう。ニコンのエントリー機というのは上位機と差別化するためか、操作性が非常に悪い。フルオートで使う人間以外は必然的に上位機を買わされるようにできているところが嫌らしい。操作性で言えばE-620の方がよっぽど良い。E-620では十字キーに機能が割り当てられていて、ISOもWBもワンタッチで変えられるが、D5100だとそれができない。いちいちinfoボタンを押してメニューを呼び出すのが煩わしい。デザインは好みがあるだろうが、個人的にはあの撫で肩デザインが大嫌いである。これも上位機は肩が張っていてカッコ良いのだが、エントリー機はデザインでも差を付けるところがニコンらしくて嫌らしい。

それにメーカーを乗り換えるということは、バッテリーやアクセサリー類も全部一から揃えなければならず、追加費用がかなり高くつく。レンズは一応あるとはいえ、フィルム用のものだから画角が合わないし、いずれDX専用を買わなければならない。レンズを持っているということはデジタル時代には大したアドバンテージにはならないので、いっそのことペンタックスへ行ってしまうという冒険もあり得る。そこでK-30の影がちらつくというジレンマがあって、なかなか決められない。

ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5

はじめにこれを見た人は、ついに気が狂ったかと思うだろう。もはや風前の灯火となったフォーサーズに今さら投資することは狂気の沙汰以外の何物でもないからである。自分でもそう思う。しかし最近になって旧型が大きく値下がりし、35000円を切るところまで来ている。もともと定価8万円以上する高級レンズだから、これは破格値だ。このレンズにはII型というのがあって、コントラスト式AFに対応したことと円形絞りになったこと以外、光学系はまったく同等のものだ。しかしII型は新品で5万円以上もするので、E-620の購入価格を考えるともったいなくて手が出せない。旧型なら中古で2万円前後で出回っているが、中古のリスクを考えると新品が35000円というのは安いと思う。それでまさかの選択が一気に浮上してきたわけだ。

今までE-620にはキットレンズのZD 14-42mm F3.5-5.6を使ってきた。これはコンパクトだし、描写も良いのでメインとして使ってきたが、やはり暗さだけはどうしようもない。操作性も悪いので実質的にMFは難しい。フィルム時代の経験から言うと、ボディーよりもレンズがしょぼいと撮影意欲が湧かない。ボディーがそこそこでもレンズだけは高級なのを使っていると気分が盛り上がる。だから一点豪華主義でレンズだけをハイグレードに置き換えるのだ。もちろんレンズが明るくなったことにより、実質的に高感度に強くなったのと同じ効果が得られる。また135判換算で28-108mmという画角は、自分にとっては95%以上カバーできる領域であり、おまけにズーム全域で22cmまで寄れるマクロ性能も持っている。まさにこれ一本ですべてをカバーできる万能レンズなのだ。よく考えるとシグマの17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSMと非常に近いスペックであることに気づく。つまり、それを使うためにわざわざニコンやペンタックスに行かなくても、ZD 14-54mm F2.8-3.5を買ってしまえばE-620で同じ満足感を得られるのである。

各種レビューを調査しても、このレンズに対する評価は非常に高い。ズイコーデジタル一番の名玉とも呼ばれ、悪いところがまったく見つからないほどである。とにかく買わないと損とまで言われている。それでこの価格なら手を出さないのが無理というものだ。何度も言うが、この選択なら追加費用一切なしに高級レンズの満足感を味わえるので、たとえ35000円払ったとしても安い。他メーカーに行けば最低8万円はかかるのだから・・

E-620もボディーとしては非常に完成度が高く、気に入っている。何と言ってもバリアングルモニターとボディー内手ぶれ補正を内蔵しているのが強みだ。エントリー機にしてはカスタマイズ性が非常に高く、AFの微調整機能まで備えるなどマニアックな一面を持つ。操作性も1ダイヤルながら、ニコンの同等クラスに比べるとよく考えられており、大きな不満はない。これでレンズが高級になれば、もはや何も言うことはないのではないか?とさえ思われる。唯一の欠点は高感度に弱いということ、それだけだ。あとフォーサーズの将来性・・

もしこの選択をした場合、覚悟を決める必要がある。つまり、どんなことがあろうが自分はフォーサーズ一筋で行くという固い信念が求められる。これを買ってしまった以上、もう後戻りはできない。オリンパスと心中する覚悟が必要だ。たとえフォーサーズが終わろうとも、もちろん手元にある機材が消えてなくなるわけではない。それでも使い続けられる自信があるか? ニコンから魅力的なボディーやレンズが出てきても無視し続けられる根性があるか? やっぱり横目に見ながらニコンに浮気してしまうのではないか? そうすれば結局物欲のぶり返しとなって元も子もなくなる。オリンパスが今後もフォーサーズを続けていきますと確約しない限り、無理だ。

しかし、考えれば考えるほど最後はこの結論に落ち着いてしまうのが不思議だ。今さらフォーサーズに投資するのは大馬鹿とわかっていても、やめられない。それがオリバカというものか? やはりこれが最善の選択なのか?

価格.comのクチコミを見るたびにコロコロと気が変わって結局決められなかった。ユーザーの意見を聞くとどれも良いように思えてしまう。人の意見ばかり気にして自分の信念がないのが悪いところだ。激しく迷った末にポチりそうになる手をそっと止めた(爆)。しかしいずれも生産終了品だから迷っている暇はない。値下がりするまで待とうなんて悠長なことは言ってられないのだ。週明けには結論を出せ! 本気か?(爆)

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