2015年4月 K-30 / SIGMA 17-50mmF2.8EX DC
前回の続きで、まずは理科室から。戸棚には懐かしい実験器具類が保管されている。
心に太陽を持て。こういうのが何十年も残ってるって凄いなぁ・・
なんか懐かしいねえ。そういえば昔は土曜日が半ドンだったんだよなぁ・・
一階の一番奥に給食室があった。大量のご飯を炊いたであろう釜。
この学校の最大の特徴は、床に書かれた漢字の羅列なんだ。すごく不思議な光景。読み方の順に並んでいて、漢字を早く覚えるようにとの狙いだろうか。
音楽室にはステージがあり、校歌も掲げられている。行事の時にも使われていたのだろう。
一番印象深いのが低学年の教室。真ん中にポツンとたった一つの机が置いてある。おそらく最後の児童は一人だったのだろう。これは授業を受ける方も辛いだろうなぁ・・(笑)
懐かしの学習雑誌が・・。これを知っていると歳がバレる。(笑)
ここで一時間半くらい探検していたが、じっくり撮ろうと思ったら丸一日かかると思う。いつまでいても飽きないくらい見どころが多かった。写真家の勝手な理屈ではあるが、廃校はこのくらいの朽ち具合が被写体として最も魅力的である。あまり新しすぎると廃としての味わいはないし、かといって昭和40年代に廃校になったようなところは崩壊が激しすぎて、ほとんど原形をとどめていない廃屋状態だったりする。やはり昭和末期~平成初期に廃校になったところは程良く朽ちており、備品も多く残っていることから被写体には事欠かない。
期待に違わず良い廃校だったのでまた行ってみたいと思うが、あの坂をまた上るのはちょっと嫌だなぁ・・(笑)