木造駅舎は見つけたらすぐ撮れ

投稿日:

昭和ノスタルジー


2007年4月 COOLPIX P5000

木造校舎のみならず、木造駅舎も今や貴重な存在。老朽化などの理由でいつの間にか建て替えられていることも多い。今回もまた失敗談と教訓だ。

この写真は三重県津市にあるJR名松線(現在運休中)の比津駅である。駅舎と呼ぶにはあまりにも小さい待合所のようなものだが、木造の建物が山間の景色とよくマッチしており、モデルを立たせて撮ってみたくなるくらいの雰囲気があった。



2007年4月 COOLPIX P5000

ところがそれから約2年半後、再び行ってみるとあの木造の建物は無粋な鉄骨造りのただの屋根に変わっていた。あまりの変わりように落胆した。


2009年12月 FinePix F200EXR

前の木造駅舎はコンデジでしか撮ってなかったのが悔やまれる。発色が悪く、後にも先にもこれしか残っていない。この路線は廃止が取り沙汰されているローカル線だから、今さら建て替えられないだろうとタカをくくっていた矢先の出来事だった。2009年の台風災害により、今や線路そのものがなくなる危機に直面している。

また失敗を繰り返した。撮り逃した木造駅舎はこれだけではない。木造駅舎はいつ建て替えられてもおかしくない。廃墟のみならず、「木造駅舎は見つけたらすぐ撮れ」が鉄則である。

-昭和ノスタルジー
-, ,

Copyright© DEJA VU ~いつか見た光景~ , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.