野迫川村立檜股小学校

投稿日:2016年5月26日 更新日:

廃校/廃村

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2016年5月 K-30 / SIGMA 17-50mmF2.8EX DC

野迫川村は奈良県の南西部、和歌山県に隣接し、人口わずか500人という超過疎の村である。奈良県にありながら和歌山県側からのアクセスの方が近いという特殊な地理条件にあり、奈良県民でも存在すら知らない人は多い(笑)。今回訪れた檜股地区は野迫川村でも最も奥に位置し、奈良県側からのアクセスが極めて悪い場所にある。その一方で和歌山県側からのアクセスは比較的容易である。

この檜股地区は標高800m近い高所にあって、わずか数戸ほどの集落の中に1984年に休校となった檜股小学校がポツンと建っている。一応、まだ廃校にはなってないらしい。どう見ても分校レベルのかわいらしい木造校舎である。

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いろいろなブログで話題になるこの謎解きのような文字、どう考えても「ちからのかぎり」しかあり得ないだろう。

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こちらが正面玄関。鍵はかかっていなかった。

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錆び付いた鉄棒も味がある。

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玄関に入ってすぐ、児童の残した作品が飾られていた。

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玄関の左側には小さな教室があった。

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表札も取り外されて残っている。

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玄関の右側は広めの教室だった。ピアノが置いてあるので、音楽室、理科室、講堂、その他すべてを兼ねていたのだろう。今は資材置き場として使われているようだ。

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このピアノもちゃんと弾ける。

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奥へ行くとパッチワークのような作品が飾られていた。

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校舎の裏に回るとトイレがある。その壁に掛けられていた作品。

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お約束のトイレ(笑)。

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