2016年5月 K-30 / SIGMA 17-50mmF2.8EX DC
弓手原地区は野迫川村の最も奥にある集落で、先ほどの檜股小学校からは同じ道沿いにある。弓手原小学校も同じく1984年に休校扱いとなっている。やはり分校と呼ぶのがふさわしいような小ぢんまりとした校舎である。
この建物は今も地区の集会所として使われているようで、改修の跡が見られる。
表札は完全に消えてしまっているが、「弓」の文字がかろうじて読み取れる。
校庭側から見たところ。この校舎は一見民家風であり、ほとんど学校には見えない。そのため知らなかったら廃校とは気づかない可能性が高い。
校庭にあった創立百周年記念の碑。裏側には「創立百周年記念」と刻まれている。その9年後には閉校になってしまったわけだ。
窓ガラス越しに廊下を撮ってみた。学校の雰囲気はそのまま残っている。たまに使われているようだから廊下も光っている。
こういうのが残っていると学校らしい感じがする。
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