2017年4月 DMC-GM1S / G VARIO 12-32mmF3.5-5.6
今年も西吉野村(現五條市)の桃源郷を偵察してきた。ここは黄色いサンシュユと淡いピンクの啓翁桜(ケイオウザクラ)が主体であるが、両方同時に見られるタイミングは一週間ほどしかない。早すぎると啓翁桜がまだ咲いてないし、遅すぎるとサンシュユが色褪せてくる。ちょうど良いタイミングは奈良市でソメイヨシノの開花が発表された頃だ。今年は4月3日で昨年より10日ほど遅い。確か昨年は3月中に行ったはずだが、今年は4/4でちょっと早いくらいであった。
まずは県道20号沿いの川岸地区から。ここはトップの写真のように川を挟んで向かい側にサンシュユと啓翁桜が密集している地区がある。そこへは吊り橋を渡って行くことができる。
道路側の集落にもたくさん咲いているので、川向かいから撮るとなかなか良い感じになる。
次に県道138号沿いにある西山地区へ。ここは橋を渡って急な斜面を上がったところにある集落が有名なのだが、今回そこへは行っていない。次の写真は「貝原のしだれ桜」の近く、県道から見える場所にある。
ここは鮮やかなピンクの桃がないので派手さはないが、静かで誰も来ないので気に入っている。
おまけで貝原のしだれ桜情報。寺の屋根の上に見えるのがしだれ桜だが、ご覧の通りまったく咲いていない。見頃になるにはあと10日ほどかかるだろう。