2017年9月 DMC-GM1S / G VARIO 12-32mmF3.5-5.6
粟谷の次が長谷駅。「はせ」ではなく「ながたに」と読む。全く予期していなかったのだが、駅に到着する直前、江津方面からの始発列車と遭遇した。これが唯一の通しで走る列車である。踏切音が聞こえたので慌ててカメラを構えたのだが、構図とか考える余裕もなく、遠くからシャッターを切ったのみ。上の写真も大胆にトリミングしている。しかし一日5往復しかないんだから、列車に遭遇できたのはラッキーである。
駅は県道のすぐ横にあって、階段を登ったところに木造の待合室がある。しかしこの風景を見るとすでに廃線になったような雰囲気がある（笑）。
待合室の中は木の温もりがあって味わい深い。
実は先ほどの列車で4～5人ほどの鉄ちゃんがこの駅に降り立った。なぜかこの駅は人気があるらしく、こんな山奥なのにあり得ないような人口密度だった。そのためこの写真を撮るのも待ちである。しかしこんな何もない駅で降りてどうするつもりなんだろうか？ 実はこの駅は普通列車でも一日2本しか停まらないんだ。次の折り返し列車まで5時間もある。一駅歩けば約1時間後に折り返しが来るので、そのつもりなんだろうか？ 田舎だから結構長いよ・・