2017年のカメラ決算

投稿日:2017年12月30日 更新日:

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今年もあと2日となったが、年末恒例の(?)物欲総決算をやってみよう(爆)。今年はいろんな意味で過去のものが終わりを迎え、新しく生まれ変わろうとしている節目の年の気がする。中でも大きな影響を受けたのが写真だ。昨年、一昨年あたりからすでに兆候はあったが、今年はいよいよ完全な終焉を迎えたと言える。もはや写真は趣味ではない。カメラなど1ミリも興味はない(笑)。

しかし昨年はカメラを一つも買わなかったのに今年は買っている。これはなぜなのか? そしてその顛末は? 大した動きはなかったものの、今年のカメラの出入りを振り返ってみよう。

■売ったもの

・PENTAX K-30 ダブルズームキット(ジャンク)
・SIGMA 17-50mmF2.8EX DC

■買ったもの

・M.ZD 12-50mmF3.5-6.3EZ
・PENTAX K-S2 DA18-135WRキット

まあ全部合わせてもこれだけだから可愛いもんだ(笑)。支出としては総額7万円くらいだけど、売却でその半分くらい取り返しているから金額としては全然大したことはない。

M.ZD 12-50mmを買ったのはまあ安かったからだ(笑)。新品で1万円となれば買わないわけには行かないだろう? あの当時はm4/3をメインにしようという狙いがあって、常用レンズとして導入した経緯がある。結果的にその判断は間違っていなかったと思っている。描写力もそこそこ良いし、暗いことを除けば大きな不満はない。

そしてK-S2を買ったのはK-30がぶっ壊れたから(笑)。例の騒ぎを覚えているだろうか? 絞りの動作不良で写真が真っ暗になるという症状だ。今ではついに当ブログの人気記事トップに躍り出た(笑)。その後も続々と症状が発生しているようである。こんなのリコールして然るべき事案なのに隠蔽していることにメーカーへの不信が募り、レンズもろともペンタックス一式を売り飛ばしたのであった。

その時はまさかペンタックスに戻るなどとは考えもしなかったのだが、なぜかわずか1ヶ月後にはK-S2を手にしていた(爆)。それも安かったから(笑)。18-135WRのキットが6万円というのはそれまであり得ない超特価だったんだ。レンズはすでに手元にないから、とにかくレンズを手に入れないと話にならない。だからこの値段でK-S2と18-135WRが同時に手に入るのはものすごく魅力的だった。

当時迷っていたのはD5300だったが、仮にD5300を買っていたら幸せだっただろうか? あるいはカメラに興味を失っていなかっただろうか? 答えは明確にノーである。確かにニコンであればサードパーティーも含めてレンズは選り取り見取りだし、ペンタックスと違ってシステムの将来に不安を抱えることもない。しかし、いくらレンズが豊富にあると言っても買える金がなければ存在しないのと同じなんだよ。仮にD5300を買ったとしても、レンズは1本も買えずに終わっただろう。だったらペンタックスと何も変わらない。

K-S2も買ってからレンズは1本も増えていない。とりあえず18-135WRさえあればどうにかなっちゃうからだ。もちろんそれだけで十分というわけではなく、望遠ズームや明るい単焦点の必要性は感じているが、今は写真にまったく興味がないからわざわざ揃えようという気にもならず、現状維持のままで不自由を感じないんだ。

結果的にK-S2を買って良かったのか?といえばかなり否定的だ。それはペンタックスだからというわけではなく、そもそも一眼レフ自体が必要なかったからである。K-30が壊れて一眼レフが不在になったから仕方なくK-S2を買ったわけだけど、今のように写真に全く興味のない状況では一眼レフである必然性などなく、m4/3で十分だったと言える。だから買っても結局ほとんど使われず死蔵している。やはり買うべきではなかったのだ。

新しいカメラを手に入れても全く盛り上がらないのだから、写真趣味は完全に終わったと実感している。そしてこのブログもいよいよ終わりが近いだろう。ブログのネタなんて興味さえあればいくらでもひねり出せるものだが、もはや興味を完全に失っているのでネタがあっても記事を書こうという意欲さえ湧いてこない。最盛期には一日800PVくらいあったアクセスも現在は300PV前後に低迷しており、やる気の喪失に拍車をかけている。来年はもう新しいネタもないだろうし、放置プレイが既に確定路線だ。

ではなぜこれほどまでに写真やカメラに興味がなくなったのか? それは未曾有の経済危機により軍資金が尽きたからである(爆)。金がなければ安レンズの1本も買えやしない。機材に走れば金がいくらあっても足りないのは当然だが、写真というものは撮るだけでも金がかかる。フィルム代が要らないからタダじゃないんだよ。写真を撮るためには外に出なければならない。しかもある程度遠くに行かなければならない。宿泊を伴う旅行でなくても、ネイチャーを撮るために山間部に出かけたり、情緒のある町並みを撮りたいと思えば必ずガソリン代やら電車賃やらの交通費がかかるんだよ。これって機材と違って目に見えない金だから、何回もやってると結構大きな出費になるのに気づかないんだよ。そしていつの間にか金が減っているという罠(爆)。ネイチャーをやってた頃なんて月に万単位のガソリン代を使ってたと思うよ。この超緊縮財政時にとてもあり得ない話だ。

というわけで物欲は完全に消滅した。写真を撮る金もない。ブログも終わりだ。

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