カメラなんて1ミリも興味はないって言ってたけど、なぜか気になるカメラが出てきてしまった(爆)。昨年で写真趣味が終了したのは確かだ。しかしそれに代わって動画に興味が出てきたんだ。
写真はもう撮り尽くして撮るものがなくなったけれども、動画ならまったく別の楽しみ方ができるはずである。よってこれまで行かなかった場所や興味の対象ではなかったものに興味が出てくる可能性がある。特に動画は映像だけでなく音の要素もあるから、その守備範囲は写真に比べてはるかに広い。動画編集もハマるとRAW現像よりはるかに奥が深いよ。
今どきのデジタルカメラは全て動画撮影機能を持っているから、新しい機材を買わなくても動画は撮れる。手持ちのカメラ全てでフルHDの動画撮影が可能だ。しかし惜しいかな、外部マイク入力があることが絶対条件なんだ。しょぼい内蔵マイクではまともな音で録れるわけがないし、ライン出力から直録りしたい要望もある。
うちで唯一条件を満たしているのはK-S2だけだ。一応マイク入力は付いている。しかし今どきAFが追従しない2周くらい時代遅れの仕様。一応、録画中にAF/AE-Lボタンを押せばピントのやり直しはしてくれるんだけど、遅すぎて話にもならない。しかもローリング歪みが酷くてグニャグニャと来たもんだ。Pentaxの動画なんて誰も期待してないだろうけど、あれはクソ未満でしかない(笑)。Pentaxが動画を語るのは10年早い(爆)。
マイク入力が欲しいだけなら、よくある横型のハンディカムで良いだろうと考えた。ところが調べてみると、この手のカメラってセンサーが1/5.8インチとか米粒サイズなんだよね。それで最大望遠が135換算で1000mm超えるとかとんでもない仕様。そのくせ広角は弱くて、40mm始まりなんてのも普通。そうなってる理由を考えてみると、この手のカメラの用途は「運動会」しかないんだよ。運動会に特化された日本独自の特殊な仕様(笑)。それがわかるとこの手のカメラには一気に興味が失せた。
そうなるとやっぱりミラーレスである。GM1で動画を撮ってみると、AFはスムーズに追従するし、ローリング歪みもほとんど気にならない。パナは凄いと思った。さすが電器屋のカメラだけのことはある。これでマイク入力が付いてれば言うことないんだけどなぁ・・
そこで今さらLUMIX G7が気になったんだ(爆)。G7といえば今まで何度か候補に挙がっては消えていったカメラ。当時は手ぶれ補正がないという理由で却下されたが、やっぱり心のどこかに引っかかってたんだよなぁ。もうとっくにディスコンになっているから、当然中古だと思った。調べてみると程度にもよるが、中古相場は34,000~40,000円くらい。中古でもあまり安くないんだよなぁ・・
ふとAmazonを覗いてみると、今でも新品扱ってる店はあるんだよね。ボディー単体で46,000円くらい。一時は高騰していたが、G9の影響か、ここへ来て再び最安値まで下がりつつある。そのくらいなら新品が残ってるうちに買った方が良いかも?ということにもなる。
それにしてもLUMIXのGシリーズって何でこんなに高級路線になってしまったんだ? G1が登場した頃はマイクロフォーサーズの中核を担うモデルとして普及機の位置づけであった。少なくともG5まではパパ・ママ向けのファミリーカメラという販売戦略を貫いていたはずである。それがG6あたりから少し高級志向に振り始め、G7で明らかにハイエンド路線に転向した。そして手ぶれ補正が搭載されたG8からはボッタクリ路線、G9に至ってはとんでもない値段になってしまった。そもそもハイエンドのGHシリーズがありながら、なぜ同じようなラインナップを2つも作る必要があるんだ?
パナといえばかつてはモデル末期の投げ売り大会が風物詩であったが(笑)、最近は投げ売りが始まる前に在庫が払底しまい、貧乏人には手を出しにくくなった。パナも学習して賢くなったということか?(爆)
今のところG7は妄想でしかない(笑)。今すぐ使用目的が思い浮かばないし、そんな金があるわけないからだ。しかし少し現実味を帯びた妄想かもしれない。それと引き換えにK-S2を手放す計画も浮上してきた(爆)。昨年もK-S2はほとんど使わなかったが、もう一眼レフなんて使うことはないだろうと思う。だからこの際、機材整理の一環としてマイクロフォーサーズに一本化するのが合理的と思えるのである。ただし、将来Pentaxから魅力的なボディーが発売されたときのために18-135WRだけは残す(笑)。
G7にすると動画は良いが、手ぶれ補正がないので写真には厳しくなる。動画と写真を一台で賄えるのが理想ではあるが、これがなかなか難しい。そうなるとレンズも買わないといけない。やはり現実的ではない(笑)。