2012年4月 E-620 / ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6
奈良県下市町の西山地区に桃源郷と呼ばれている一角がある。黄色のサンシュユと淡いピンク色の河津桜?(品種がよくわからない)が咲き乱れる、まさに桃源郷を思わせる里山だ。その時期が近づいてきたので今年も訪れてみたいと思っている。
2012年4月 E-620 / ZUIKO Digital 40-150mmF4-5.6
時期的には桜よりもやや先駆けて咲き始める。昨年は4月5日という記録が残っている。ここは標高の高い山間部なので、桜が咲くのも平野部より一週間ほど遅れる。すぐ近くには有名な「貝原のしだれ桜」があるのだが、この時はまだ咲いていなかった。だから「桜の少し前」くらいが目安だ。
2012年4月 E-620 / ZUIKO Digital 40-150mmF4-5.6
昨年が遅すぎたので、今年はたぶん4月5日頃には貝原のしだれ桜も咲いているだろうと予想されるが、あそこはネイチャーカメラマンが鬱陶しいのであまり近寄りたくない。桃源郷の方は桜に比べて花期が長いため、桜とほぼ同時に楽しむことも可能だろう。
2012年4月 E-620 / ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6
それよりも今年の狙い目は以前取材した旧丹生小学校の校庭に咲く山桜だ。何かの本で紹介されているのを見たことがあるのだが、もう子供達を迎え入れることもなくなった寂しげな桜の姿を何としても撮りたい。山桜は花期がきわめて短いので、入念な下調べが必要である。
2012年4月 E-620 / ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6
2012年4月 E-620 / ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6
2012年4月 E-620 / ZUIKO Digital 14-42mmF3.5-5.6
昨年これらの写真を撮ったとき、まだ全てをRAWで撮る習慣がなかったため、残念ながらJPEGでしか撮ってないカットがかなり含まれている。それらは大部分AWBが失敗して変な色になってしまっているのだが、Lightroom4ではJPEGからの再現像も可能なので、色温度を調整して何とか救済することができた。