2018年4月 K-70 / smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED WR
吹屋と同じ日であるが、その後中国山地の真ん中にある勝山へ移動した。結構遠かった。そこでまず一度も行ったことがない神庭(かんば)の滝を訪れた。この滝は落差110mを誇る西日本有数の規模で、日本の滝百選にも数えられている。
駐車場は滝の手前500mほどの位置にある。そこから見るとこの世のものとは思えないほど新緑が鮮やかだった。
ところでこの滝は遊歩道の入口に料金所があって、入場料300円を徴収される。滝で金を取るのはかなり珍しいと思うんだが・・
遊歩道を歩いて行くと野生の猿が群れをなしてたむろしている。そうか、ここは滝というよりモンキーセンターなんだ(笑)。
猿はなかなかじっとしてくれないんだけど、それっぽいショットがちょっとだけ撮れた。
滝を撮るときいつも悩むのはシャッタースピードの選択だ。何も考えずに撮ると1/60~1/125秒くらいになりやすいが、そのくらいのシャッタースピードは水の流れが最も中途半端に写るので良くないとされている。フィルムカメラならベルビアにPLを付けたりすると自動的に1/8秒くらいになっちゃうので水の流れを雲のように表現するのが定番だったが、デジタルカメラでこれだけ晴れてるとそこまで低速にするのは難しい。f22以上に絞っちゃうと見られないほどボケボケの写真になる。もちろんPLかNDを使えば良いんだけど、三脚を使うのも鬱陶しい。そこでデジタルカメラではISO400くらいに上げて1/500秒以上の高速シャッターを切った方が動感が出て迫力のある写真になる気がする。これからはこれで行こう!