OLYMPUS E-PL5かPanasonic G6(G5)か?

投稿日:2014年8月10日 更新日:

デジタルカメラ

久しぶりに妄想ネタである(爆)。別に今でもカメラにはまったく興味はないのだが、ここ最近E-PL5の価格が急落してきている。量販店でもダブルズームキットが45000円を切るところが出てきているし、ネットの最安値ではついに4万円を切って39000円台を付けている。かつてはソニーセンサー搭載でエントリー機のくせに高嶺の花であったE-PL5がついに手の届くところまで来たのだ。そろそろ在庫処分が始まったということか・・? まあかつてのE-PL2やE-P3ほどの暴落はないだろうから、底値に近付いていると見て良いだろう。こうなると「買わなきゃ損!」という貧乏人根性が首をもたげてくるのである(爆)。いや、別に欲しくもないものを買ったら損しているのは確実なのだが、カメラは理性で割り切れないんだ。スーパーで安売りの野菜を大量に買い溜めするオバサンと本質は何も変わらないんだな・・(爆)

今はK-30がメイン機として定着しているから、これ以上カメラなんて必要ないんだ。ただPENTAXはたぶん一代限りで終わるだろうと予想している。たとえK-50の後継機が2400万画素で出てきたとしても全然欲しくない。それどころか1600万画素の方がよっぽどいい。レンズだって今のSIGMA 17-50mmとDAL 55-300mmで十分間に合っている。これ以上発展の余地がないのだ。よってK-30の「次」はないと考えるのが自然である。これ以上PENTAXに投資するのは危険とさえ感じている。

そこで気になるのがやはりマイクロフォーサーズなのだ。フォーサーズを裏切ったOLYMPUSはまだ許していないが、E-M1を出して以来、各方面での評価が高く、ますます目を離せない存在になっている。たしかにセンサーがパナソニック製であった頃は糞だったが、ソニーセンサーとなった今、画質的には他のAPS-C機と何ら遜色のないものであり、それならばわざわざでかい一眼レフを持たなくても小さい方が良いということになる。よって次の投資対象としてはPENTAXよりマイクロフォーサーズの方が優先順位が高い。

今のE-PL2でも画質的にはかなり満足しているし、高感度だってそんなに悪くはない。まあISO800までは普通に使えるレベルだ。でもいろんな点で古さを感じるのも事実。特に動画は進化が著しいから、E-PL2の動画なんて今さら使えたものじゃない。そこで新しいボディーをもう一つ欲しいと考えるのもまた自然である。

ダブルズームキットにこだわる理由は望遠ズームが欲しいからだ。一応フォーサーズ用の望遠ズームをアダプター経由で使うことはできるのだが、やはり使い勝手が悪いし、でかい。単品で買うのもアホらしくなるほどダブルズームキットが安いので、ボディー付きで買っちゃうのがお得。これはボディーを買うと言うよりも、レンズのおまけにボディーが付いてきたという感覚に近い。

候補として挙がっているのは件のE-PL5とパナのG6なのだが、今のところ実売価格には大きな開きがある。E-PL5が4万を切っているのに対し、G6は最安で51000円台。それも白の値段だ。パナはいつも黒だけ高い傾向があるので、黒だと6万円近くになってしまい、完全に圏外だ。年内にG7は出ないと噂されているので、パナにしては異様に値下がりが遅い。パナも過去の反省から学習したということか? とにかく今の値段じゃお話にならない。そこで気になるのがG5だ。昨年も迷っていたけれど、結局買いそびれて今はシルバーしか在庫が残っていない。しかしダブルズームキットが38000円台まで値下がりしており、非常に魅力的だ。

G5とG6を比べた場合、スペック的にはそれほど大きな違いはないからG5でも十分といえる。むしろデザインはG5の方が好き。ただ付属のレンズが少し違う。望遠の45-150mmは同じものだが、標準の14-42mmはG5には旧型が付き、G6には新型のコンパクトタイプが付く。この新型の14-42mmはとても小さい上に評価も高いのでかなり欲しい。それにこだわるとG5はちょっと迷っちゃう。

もし新型14-42mmにこだわるなら、G5をやめてGF6ダブルズームキットという選択もある。これも4万円を切っているからE-PL5といい勝負だ。ただGF6は完全なエントリー機という位置付けなので、機能的にかなり制限されているのが不満だ。G6と比べると見劣りする部分が多い。今後マイクロフォーサーズのベースボディーとして使うには少々物足りない。

よってG6が値下がりするまで待つというのが賢いと思うのだが、G5にしろG6にしろ中途半端なサイズなのが気になる。メイン機としてはK-30があるわけだし、サブ機も同じ一眼スタイルじゃあまり意味がないんだ。サブ機は思いっきりコンパクトな箱型タイプが良い。それにパナ機の最大の欠点はボディー内に手ぶれ補正を搭載していないこと。これがいつも引っかかる。シグマの単焦点も持っているから、これはどうにも外せない。

するとやっぱりE-PL5が魅力的なんだが、これはこれでまた欠点がある。最大の不満は操作性が最悪なこと。前からこのブログで何度も悪態を衝いているが、本当に設計者出てこいと言いたくなるくらい酷い。それにモニターが横長だから4:3で撮ると左右が切られて実質的に小さくなってしまう。ただでさえ屋外で見づらいモニターなのに、E-PL2以上に見づらくなる。もちろんG5やG6に比べるとEVFが付いてないのもダメだ。でもボディー内手ぶれ補正はあるし、同じPENシリーズだからE-PL2とバッテリーやアクセサリーを共有できるのが利点。うーむ、悩ましい・・

結局、E-PL5とG5あるいはG6を比べるとどっちも一長一短あって、いつまでも決められない。堂々巡りになってしまう・・。まあG6とE-PL5の値段が同じなら文句なしにG6なのだが、その頃にはE-PL5もなくなっているだろうし・・。本当のことを言えば、E-M10あるいはE-M5、もしくはパナのGX7が理想的なのはわかっている。それならEVFが付いているし、手ぶれ補正も内蔵しているから言うことはない。しかし、値段がボッタクリ過ぎる! 結局、良いものは値下がりしない、それだけのことだろう。ダメなものを何台も買うより、良いものを一台買った方が結局は安い、大方の人はそう言うであろう。しかし、型落ちハンターとしてはボッタクリ価格での購入は許されないんだな・・(爆)

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