結論はD5100

投稿日:2013年6月3日 更新日:

デジタルカメラ

D3100/D3200の乱入でさらに混迷の度を極めてきた次期メイン機選び、挙げ句の果てにはK-30とD7000まで乱入してきてもうカオス状態。グルグルぐるぐるカメラが回る。頭の回路がショートしそうになった。(爆)

もうヤケクソになって、しばらくカメラのことを忘れようとしたら、あることにふと気づいた。もしかして一番欲しいものを避けて違うところを旋回してるだけじゃないのか? 一番欲しいものって、言うまでもなくD5100だ。ソニー製1600万画素センサー最後の名機。なぜそれが候補から外れたって? 値上がりしたというただそれだけの理由。確かに底値から比べれば5000円以上値上がりしていることには違いないが、それでもコスパを考えたら十分安いといえる。しかしここでケチ根性が邪魔をする。カメラは底値で買うものと決めているから、1000円たりとも損はしたくない。ここまで値上がりしたD5100を買うなんてバカらしいという心の声が思考を停止させてしまったのである。

そこで値下がりしたD3100やD3200に興味が移ったわけだ。しかし前の記事で書いたように、これらは超入門者クラスであるからD5100に比べて機能がかなり削られている。そのことが決意を鈍らせるのだ。たぶんこれを買ったらすぐに後悔することになる。そんな思いが頭を離れない。そこでまた思考が振り出しに戻り、やっぱりG5にしようか、いっそのことD7000にしようかと果てしのない無限ループが始まるわけである。

ここでカメラ選びにおける一つの名言を思い出してみる。迷っている理由が金だけであれば高い方を買え-これは普遍的な真理である。たとえばD7000とD5100であれば、もちろん値段は全然違うが、大きさ重さもまったく違う。この場合、使用シーンを考えればそれぞれに一長一短があるから、単純に値段だけの問題では割り切れない。よって高い方を買えという理論は成り立たない。しかしD5100とD3100、あるいはD3200であればジャンル的にはまったく同類のカメラであり、大きさ重さもほぼ同じだ。この場合、単純に値段だけで迷っているのであり、金をケチって安い方を買うと必ず後悔するのは目に見えている。したがってD5100を買え! それが絶対に正しい。

しかしここでまたケチ根性が邪魔をする。現在D5100ボディー単体というのはほとんど在庫が払底しており、安売りは姿を消してしまった。そこで次は18-55VRレンズキットとなるのだが、価格.comによると最安値は46000円。昨年の秋頃には最安4万円を切ったのを目撃しているから、6000円以上の値上がりだ。ここで買ったら負けだとケチケチ大魔王が待ったをかける。しかしだ、よく考えればこの結末を招いたのは元はと言えば自分の優柔不断が悪い。もっと早く決断していれば底値で買うことができたのである。この際6000円くらいの値上がりは授業料だと思ってあきらめることにするか? 一番欲しいものを買わずに他のを買ったらそれこそバカらしいじゃないか? いや、ちょっと待てよ。46000円っていったら、G5より安いじゃないか! そんなことに今ごろ気づく(笑)。全然変わり映えのしないG5に5万も出すくらいなら絶対D5100がいいよな! これで決まりだ!

何かD5100が急に安く思えてきたので(笑)、46000円出しても買う気マンマンだった。それでまあ月曜日まで待って、気が変わらなければそれで手を打つかと思っていた日曜日の昼過ぎ、何気なくアマゾンを眺めているとD5100の18-55VRキットが43000円台で出ていたのだ! あれ、何かの見間違いか? そんなことはない。これまでアマゾンもチェックしたが、そんな安いのは見たことがなかった。相変わらず価格.comの最安値は46000円になっているので、アマゾン価格は反映されてないということか? これには運命的なものを感じた。もう迷っている暇はない! 急げ! すぐなくなるかもしれないから速攻で注文を入れた。何とか確保に成功。直後に値段が5万円に跳ね上がった。危なかった、間一髪セーフ。

ちょうどアマゾンのギフト券が3000円分ほどあったので、結構安く買うことができた。互換品の予備バッテリーと保護フィルターも同時にお買い上げ。あとは初期不良がないことを祈るのみ。レンズキットにした理由はそれしか残ってないということもあるが、手持ちの24-85mmだと広角側が36mm相当になってしまうので、「28mm単焦点レンズ」のつもりで買ってみたというわけだ。フォーカスリングもないチープなレンズではあるが、まあ小型の標準ズームが1本くらいあった方が取り回しが良いだろうし、それはそれで使い途はあるだろう。

長くなってしまったので、今日はここまで。

-デジタルカメラ
-

Copyright© DEJA VU ~いつか見た光景~ , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.