デジタルカメラ

やっぱり一眼レフ

投稿日:2013年3月7日 更新日:

マイクロフォーサーズには投資しないと宣言していたのに、シグマのDNが2本とフォーサーズアダプターまで揃えてしまった(爆)。もう後戻りできない状況になっている。しかしあえて言おう。マイクロフォーサーズはこれで打ち止めだ。E-PL5は買わない。E-PL2で十分だ。いくら高感度が良いと言ったって、どんなカメラでも最低感度で撮るのが一番良いに決まっている。高感度を欲しがるのは単なる無精。昼間しか撮らないなら何も変わらないし、三脚を使えば撮れない写真はない。もともとE-PL2を選んだときもE-PL3と比較して熟慮した結果であったはずだ。小さすぎないサイズと持ちやすい形状、ボタン配置の合理性と液晶の大きさ、それにストロボ内蔵がE-PL3よりも勝っていたからだ。同じことはE-PL5やE-PM2についても言える。E-PL2を超えるモデルは今後オリンパスから出てこないだろう。だからE-PL2をとことん使い倒すのだ。

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マイクロフォーサーズを打ち止めにする理由は単純だ。要するにミラーレスはメインシステムにはなり得ないということ。メインはやはり一眼レフでなければならない。確かに結果としての写真はミラーレスであろうと一眼レフであろうとまったく違いはないのだが、撮影時の気分がまったく違う。そんなの結果には関係ないよという声が聞こえてきそうだが、「撮る気になれるか」どうかが重要なのである。気分が高揚しなければ撮影された写真にも気合いが入らないのは当然であろう。

その点から言うとミラーレスは最低だ。屋外でまったく見えない液晶は論外だが、たとえEVFを付けたとしてもしょせんデジタル的に再構成された映像であり、光学ファインダーで実像を直接見るのとはリアル感がまったく違う。特に色や明るさが現実とまったく異なるのは最低。まるで別の風景を見ているようで、目で見たときの感動がどこかへ行ってしまう。ファインダーを覗いてガッカリするようでは感情移入のしようがない。あれは利便性を追求するカメラであって、撮影を楽しむカメラではない。

だからこそ一眼レフなのだ。ファインダーがしょぼいと言われるE-620でさえ、EVFに比べればよっぽど気持ちよく撮れる。性能的にはE-PL2に負けている部分もあるが、撮る気になるかという点では完全に上回っている。このままフォーサーズが安泰であれば何も言うことはないのだが、フォーサーズ終了が確実となった今、「次のシステム」を模索していかなければならない。それが物欲の種であり、このブログでさんざん繰り返されてきた妄想なのだ。(爆)

次のシステムがニコンだとすると、D7000かD5100かという論争は過去に嫌と言うほど繰り返したので、今さら言うことはない。未だに決着が付かないままである。それ以外に激安のD3100や最近手頃になってきたD3200でもいいのだが、ニコンの最下位機種は微妙なところで差別化を図ってくるのが嫌らしい。それが案外致命的だったりするのだ。というわけでD7000かD5100の二者択一なのだが、いずれも大きな値上がりはしていないものの、いつかの底値よりはかなり上がってしまっているからいまいち物欲が盛り上がらない。もう一度値下がりすれば再燃もあり得るが、未だ人気機種だからこれ以上の値下がりはほとんど望めそうにない。

それに代わって最近気になって仕方がないのがペンタックスのK-30だ。実はそれにはカメラとは無関係な別の理由がある。以前「K-30ってどうよ?」という記事でK-30について妄想をグダグタとあげつらったことがあるのだが、なぜかその記事がこのブログのアクセス数トップを維持しているのだ。何とトップページよりも多い。これだけが突出してヒットするのは検索エンジン経由によるものだが、そもそも自分が持ってもいない機種で一度書いただけなのに、これだけヒットするのが解せない。その理由を推測すると、おそらく「売れてないから」に尽きるのだろう。人気機種であればその機種について書かれたブログも数多く存在し、当然競争率が高くなるからちょっとやそっとではヒットしなくなる。たった一回書いただけでヒットするということは、それだけ売れていないという証拠だろう。しかし自分はどうもそういうマイナーな存在に惹かれる癖がある。フォーサーズへ行ったのもそういう理由だが、ニコン・キヤノンの王道へ行ってしまうのはどうもつまらないと感じてしまうのだ。

ペンタックスのカメラは田舎では量販店にも置いていないことが多いのだが、最近ようやくK-30の展示機を触る機会があり、その感触を試してみた。するとファインダーが特に素晴らしいではないか。K-30の最大の売りはペンタプリズムを使用した視野率100%のファインダーにある。これは通常であれば中級機以上にしか採用されないスペックだ。しかも見た感じちょっとザラザラしているのだが、それはピントの山を見やすくするためであって、昔のMF一眼レフに近い見え味である。ファインダーだけで言えばD7000より上だと思う。一眼レフに求めるものがファインダーを覗く楽しさだとすると、この値段でこれ以上のカメラは他にないと思う。それ以外にも、電子ダイヤルを2つ備えていたり、最高シャッター速度が1/6000秒だったり、防塵防滴仕様だったりと、明らかにエントリー機を超えたスペックがてんこ盛りだ。シャッター音が派手に響くのを嫌う人がいるかもしれないが、重厚で高級感のある音だ。シャッター音だけで言えばK-5より高級に思う人がいてもおかしくないだろう。最近では市場価格もずいぶんこなれてきて、ボディーだけなら4万5千円まで下がってきている。値段から考えるとお買い得感たっぷりであり、コストパフォーマンスがものすごく高い。

しかし最大の問題はレンズである。これまでペンタックスのカメラは一度も買ったことがないから、当然手持ちのレンズは1本もない。すべてが新規購入ということになる。一応DAL18-55のレンズキットならそれほど値段も違わないのだが、そんなしょぼいレンズでは買い換えた意味があまりない。センサーがいくら良くても、レンズはもっと重要だ。評判がすこぶる悪いキットレンズでは、もともと画面の均質性が高いフォーサーズの画質を超えることは不可能だ。画質を見てガッカリということになりかねない。そうするとレンズもそれなりのものを同時購入する必要がある。標準ズームで言えば、ペンタックス純正のDA17-70mmF4 ALあるいはシグマの17-70mmF2.8-4 DC MACRO HSMあたりが有力候補になるだろう。それだと4万円強の追加投資が必要になる。ボディーと合わせて9万円近い出費になり、結局D7000より高くなってしまう。この超緊縮財政下ではとても無理な数字だ。そこでまた迷いが生じる。

とはいえ、ニコンでも事情はさして変わらないのだ。手持ちのレンズ資産があるとはいえ、すべてフルサイズ用だからAPS-Cで使うと本来の画角では使えない。それにフィルム時代のレンズでは性能的に開放絞りから使うには無理があるだろう。どっちみちニコンでもデジタル専用のレンズを新たに揃えなければならないことには違いない。ただ当面の間は手持ちのレンズで遊ぶことができる、というそれだけの差だ。

そこで金策が必要になってくる。貧乏人は新しい物を手に入れるには何かを手放さなければならない。これまで売れる物はすべて売り尽くしたと考えてきた。今残っている機材がベストチョイスであると信じて長年手つかずのまま放置されてきた。しかし使用頻度などを鑑みると、まだまだ無駄があるように思えてきた。そろそろ「聖域」に手を付けるときが来た。無駄の筆頭は前の記事で書いたように、AF Nikkor 24mmF2.8DとAF Nikkor 50mmF1.4Dの2本である。ズームレンズがやはり便利であるため、これらの単焦点はここ数年使ったこともない。いずれもズームに包含される焦点距離だから、必要がないと言えば必要ない。自分は背景がボケた写真にはさほど興味はないのだ。MF一眼レフには単焦点が似合うと言っても、最近F3もほとんど使ってないからやはり出番はない。万が一、後で欲しくなったとしてもまだ現行品だから買い直せば済むだけの話だ(50mmF1.4を買い戻したことは内緒^^;)。ならばこの2本を真っ先に処分ということになる。もちろん今後ニコンへ行くならば売ったらもったいないから売らない。しかしもしペンタックスへ行くことを決断すれば、もはやこの2本は持っていても無駄な不良債権となる。ニコン純正のAF対応レンズだからヤフオクで売りさばけば2本で約3万円だろうと見積もっている。それだけでレンズが買える額には足りないが、差し引きでD7000よりは安く買える計算になる。

ニコンかペンタックスか? 難しい選択だ。常識的にいえばニコンが絶対安心であろう。自分もそれがいいに決まっていると思う。ニコンがFXへ向かっていることは間違いないだろうが、一般ユーザー向けとしてはDXも当面残るであろうことは確実なので安心して投資できる。サードパーティーのサポート状況を見てもシグマ・タムロン・トキナーの3社がニコンFマウントをすべてのレンズに用意しているから実に心強い。一方ペンタックスはといえば、シグマはかなりペンタックスを手厚くサポートしているが、タムロンは数本しか用意されず、トキナーに至っては完全に無視している。やはり長い物に巻かれろ、なのだ。これじゃオリンパスと同じ苦しみを再び味わうことになる。どう考えたってペンタックスを選ぶのは無謀だ。やっぱり黙ってニコンにしろと叫ぶ自分がいる。

それでもK-30を諦め切れない本当の理由は、ブログのアクセス数だったりする。先に書いたように、このブログへの検索キーワードで最も多いのはE-620でもなくE-PL2でもなく、K-30なのだ。試しにGoogleで「K-30」単独で検索してみるとこのブログが1ページ目に出てくる。どうりでアクセスが多いわけだ。本人が持ってもいない、使ったこともない機種でヒットしてしまうことは不本意であり、読者に対して負い目を感じている。「な~んだ、持ってないのかよ!」と吐き捨てるようにサイトを後にするであろう。それが耐えられない。これはK-30を買えという神の声か? いまK-30を買えばK-30のトップサイトになれることは間違いない。そんなスケベ心が頭をもたげるのである。(爆)

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