2015年4月 K-30 / SIGMA 17-50mmF2.8EX DC
七川中学校から県道229号線をさらに進み、古座川町側で最奥の集落が松根である。道の左手に昭和48年に廃校になった七川小学校松根分校跡がある。とても目立つ場所にあるので、廃校に関心のない人でも必ず目にとまるに違いない。小さな運動場と平屋建ての木造校舎があり、山間の風景と相まってなかなか美しい景観である。
運動場の片隅に廃校記念碑があった。
古座川町木材加工研修所の看板があるが、人気はまったくなく、今でも使われているのかどうかわからない。
校舎の裏側に回ってみた。窓など割れてないので、校舎の状態は比較的良さそうだ。
いつのものともわからない朽ち果てた自転車が打ち棄てられていた。
窓が開いているところがあったので中を覗いてみた。材木が置かれているので、たまに使ったりすることがあるのだろうか?
これより先に一軒の民家もなく、旧熊野川町畝畑に至るまで長い峠越えの道が続く。
コメント
ひぇぇ、一体幾つの廃校を巡られたのですか!。
いつシリーズが終了するか、終了したらコメントを書こうと思っていたら、全く終わる気配が無く・・・(笑)。奈良県でしたっけ?、凄過ぎます。
最近の学校統廃合で廃校になったのでなく、だいぶ以前になったものばかりではないでしょうか?。それだけある時期から村、集落に人がいなくなったのでしょうね。バブル景気の頃でしょうかね。
>BigDaddyさん
これ和歌山県なんですが、あと一つあるんです。最後に超大物が控えてますので乞うご期待。(笑)
でもその後さらに廃校を増やしてしまいました。(爆)
この辺は昭和40年代、つまり高度経済成長期に廃校になってるのですね。
それは林業の衰退に伴う人口流出によるものと考えられます。
和歌山でしたか!、失礼しました。そうか、林業の衰退ですか。となると関東でもかつて林業中心の産業が成立していた町、村を探せば分校くらいなら残っているかもしれませんね。まぁ関東の廃校はほとんどネットに掲載されているとは思いますけど。
ラストの超大物、楽しみにします。後日、それも含めて、また最初の廃校からじっくりと見て行きたいと思います。
>BigDaddyさん
廃校は地域の産業と密接な関係があるので、必然的に地域の歴史と関わらざるを得ないと思います。
関東で林業といえば、群馬・栃木あたりでしょうか?
でも確かにその辺だとほとんど発掘されてそうですね。(笑)