PENTAX撤退か?

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次の本命と考えられているK-S2だが、雲行きが怪しくなってきた。そもそも写真自体にまったく興味がないんだが、でかい一眼レフなどますます必要のないものになってきた。K-30もこの半年間まったく使われなかったし、それが何よりの証拠だろう。一方でE-PL5は大活躍である。今やメインカメラはE-PL5に移りつつある。

そうなるとPENTAXの立場は微妙だ。K-S2も徐々に値下がりはしつつあるが、まだボディー単体で57,000円台を付けており、PENTAXのエントリー機にはあるまじき強気の価格設定(笑)。K-30やK-50の価格動向から考えると、最終的には4万円台半ばまで落ちるはずで、少なくとも5万を切るまでは手を出せない。買い頃は発売から一年を迎える来春と予想している。

一応、K-S2は比較的小型でバリアングルモニターがあり、ファインダー倍率が大きく2ダイヤル式、ボディー内手ぶれ補正、WiFi内蔵と、一眼レフとしては理想の機種なんだ。それが手頃な価格で手に入るところにPENTAXの魅力を感じている。しかしミラーレスの世界ではそんなのはすでにOLYMPUSやPanasonicが実現しており、わざわざ一眼レフにこだわる必要もない気がする。今後もう一眼レフなんか使うことはないだろうから、いっそのことPENTAXを一式売り払ってマイクロフォーサーズに全面移行という構想も考えられる。

PENTAXを使ってて何が不快かといえば、AFが信用ならないことなんだ。時々どこにもピントが合ってない写真が撮れてしまう。それがイヤで結局MFで撮っている(笑)。何でこんなことをしなければならないんだ? E-PL5なら何の苦労もなく一発で合うんだよ・・

それと一眼レフ全般に言えることだが、露出は撮ってみるまでわからない。もちろんフィルム時代は経験と勘で露出補正していたものだが、何でデジタルになっても同じことをやらなければならないんだ? ミラーレスならモニターであらかじめ確認できるから失敗のしようがない。一応PENTAXにはデジタルプレビューという機能があるんだけど、それでも結局二度手間になっちゃうわけでしょ? 一度ミラーレスに慣れたらかったるくてやってられないんだよな・・。あ、一眼レフでもライブビューで撮ればいいのか(笑)。でもそれじゃ一眼レフの意味ないやんけ!(爆)

一眼レフでないと撮れないような動体なんて撮る予定もないし、どう考えても一眼レフは必要ないんだよな・・。それじゃマイクロフォーサーズに移行する線で価格.comをチェックしてみる。次の本命と考えているのは型落ちで安くなったE-M10である。EZレンズキットが一時は47,000円台まで下がったが、現在53,000円台まで上がっている。これは買い時を逃したか? もう在庫が減っており下がることはなさそうな気がする。そうなるとmkIIが気になる。mkIIは手ぶれ補正が強力になって電源スイッチの位置が上面に移り、デザイン的にもかなり完成度が高まっている。初物には手を出すな、の見本だろう。しかしmkIIはボディー単体で現在75,000円する。当然ボッタクリ価格だから買えるわけがない。

もし金に糸目を付けなければ、今一番欲しいカメラはE-M5 mkIIかもしれない。バリアングルモニターは付いているし、手ぶれ補正は超強力だし、これ以上望むものがないほど理想的なカメラなんだ。それがボディー単体で85,000円ほど。E-M10 mkIIとの価格差はわずか1万円しかなく、それなら迷わずE-M5 mkIIを買った方が得だろう。結局、今のボッタクリ価格ではE-M10 mkIIは中途半端な存在であり、値下がりを待つかということになってしまう。

次に何気なくPanasonicをチェックしたら、GX7がずいぶん安くなってるんだねえ・・。今ちょっと上がってるけど、一時は3万円台まで下がったんだ・・。出た頃は高嶺の花でとても手が届かなかったGX7が4万円だよ! これはいくらカメラに興味がなくてもちょっと物欲が動いたね(笑)。GX7といえばEVF内蔵だし、Panasonicには珍しいボディー内手ぶれ補正なんで、これも欠点の少ない理想的なカメラなんだ。でもね、よく考えると発売からもう2年以上経つんだよね・・。デジカメの世界で2年前といえば2世代くらい前だよ。当時のパナセンサーはまだ性能が悪く、ダイナミックレンジではソニーセンサーに劣ると言われていた。センサー性能ではE-PL5に勝てないんだな・・。それに箱型のボディーとはいえ結構でかいし、微妙なんだよな・・。結局いまいち興味を持てなくなった。

他にG7やG6もあるけど、ミラーレスにしてはでかいし、中途半端なんだよな。あれじゃ一眼レフとあんまり変わらんだろ? G7のデザインはかっこいいと思うけど、今はボッタクリ価格だし、4K動画なんて無駄なものはいらない。それよりはG6の方が魅力的だけど、もう値上がりしてしまっており、完全に買い時を逃した感がある。手ぶれ補正を内蔵してないのも気に入らないしね、結局Panasonicも欲しいカメラはなし・・

そうするとE-PL5で十分じゃない?と思ってしまう。何だかんだ言ってもE-PL5はミラーレスの中では一番小さい方だし、便利すぎるんだよなぁ・・。ミラーレスって小さいことに意義があるんだから、一眼レフみたいに屋根が出っ張ってたら意味がないだろう? どうせ写りは同じなんだから・・。仮にE-M5 mkIIを85,000円で買うなら、安くなったK-3を買った方が得な気がする。根がケチなもんだから、ボッタクリ価格は生理的に受け付けないんだ。こうやって、またPENTAXに戻るんだな・・。結局、PENTAXが好きなのは安いからなんだよ。(爆)

現時点で欲しいカメラなんて何もなく、現状維持という結論に落ち着いてしまうんだ。ずいぶん大人になったもんだ・・(爆)

コメント

  1. Kan より:

    こんばんは。お久しぶりです。
    そうなんですよね、何も最新のカメラでなければいけないわけじゃないんですよね。古き良き・・・じゃないけれど、自分の手にしっくりくるのが一番ですよ。
    私は結局のところパナソニックのDMC-G5がベストマッチしたようです、こいつにオリンパスのM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm f3.5-6.3 EZが現在付きっぱなしです。手ぶれ補正ないけど、めっちゃ使い心地がいいのですよね。

  2. 型落ちハンター より:

    >Kanさん

    お久しぶりです。
    別に新しいのを買う必要もないんですよね・・
    今はE-PL5がとてもしっくり来ています。
    一眼レフではやっぱりE-620がベストマッチだったと思いますね。
    前より後ろを見ながら生きていきます。(笑)

  3. ド素人志向 より:

    こんばんは。
    今朝粗大ゴミでEPSON複合機出してきました(笑)

    休みが雨ばかりで写欲はあるのですが
    昨年末買った外付けHDDを開封して
    撮影データ退避させたりネット中古見て
    m3/4単焦点を物色しましたらパナ20mm単品と
    GFボディ付の値段が変らないことに気づいて
    我に返れば銀VF-2、14mm単品、AB品GF1黒ボディ付20mm、G5ボディを先週入手しており先週に紅葉まだの長岳寺、
    本日もう終わりかけの談山神社に出撃してきました(笑)

    チラつくファインダー像ながらもブラケットせずともリアルに露出が反映される軽量機材に魅了されやはり手振れ補正付ボディOM-DかGX7が欲しくなってきましたがm3/4望遠ズームがないのでパナボディで使える45-175が欲しくなりまたまた逡巡しております(汗)
     
    無印中古M5、ラスト流通在庫GX7、Eマウントレンズ拡充と迷いながら毎年晩秋にカメラ物欲爆発してマス・・・
     
    本日はGF1+20mmも持ち出しましたが老眼で液晶のピントが見えず3枚しか撮れませんでした(爆)

     

  4. 型落ちハンター より:

    >ド素人志向さん

    今年の紅葉は山は早くて平地は遅いというアンバランスな状態になっておりますね・・

    やっぱり一眼レフはもう要らないのでパナボディーにも興味が出ております。(爆)
    G5, G6あたりが良いですが、GX7もお買い得ですねえ・・(笑)