画像はPENTAXのサイトより借用
すでに知っている人もいるだろうが、唐突にPENTAXがKP J limitedなる限定モデルの受注を開始した。この際、デザインがどうのこうの、誰が買うねん?ということはどうでもいい。問題はこの期に及んで限定モデルを投入してきたということである。
昔からPENTAXは限定モデルを出すのが好きなようだが、この業界では限定モデルが出てくると終わりが近いという定説がある。これはいわゆる末期症状ではないか?(爆)
そもそもK-3II後継ですらいつまで待っても出てこないし、FA交換レンズも銀塩時代のものを焼き直したようなのしか出てこない。K-1以来、新製品らしい新製品が出てこない状況で唐突に限定モデルを出してきたのは、いよいよすることがなくなったと見るのが妥当であろう。
すでにカメラ業界は衰退期に入っており、今後に控える大不況の中では淘汰や統廃合が進んでいくことは自明であろう。誰がどう考えてもカメラ業界は尻すぼみなのである。その中でも多くの評論家が述べているように、10年後も存在しているブランドとして最も可能性が低いのはPENTAXであることは言うまでもない。その確率は限りなくゼロに近いといえるだろう。もはや終わったブランドとしてしか扱われていないのが現状である。
そんなことは数年前からわかり切っていたことではあるが、他社がミラーレスにシフトする中で今さら限定モデルにうつつを抜かしているようではいよいよ終わりが近いと思われても仕方がない。さて、そうなると今あるPENTAXシステムをどうすべきか? もはやカメラなど趣味の対象でもないが、K-70も買ってからほとんど使っておらず、PENTAXでなければ撮れない写真などというものも当然ない。E-M10 Mark IIを買ってからはもうm4/3で十分と思っている。複数マウントは当然非効率であるから、m4/3一本に絞るというのが今後のためにも合理的だろう。
幸いK-70はまだ現行機種だから今売ってもそこそこの値で売れるだろう。それならば価値が下がらないうちにPENTAX一式を売り払ってしまうのが賢明ではないか? いや、いったんはPENTAX一掃したんだけどね・・(爆)