D7000ボツ写真集(その5)

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山の辺の道 2013年10月 D7000 / SIGMA 105mmF2.8EX MACRO

ついにD7000がとらえた最後の風景となった。これも撮影というよりAF精度のテストみたいなものだ。24-85mmとの組み合わせでは、絞れば使えるものの、開放ではボケボケで使い物にならない。狙ったところにピントが行かないのはストレスである。調整から返ってきた直後に撮影したものだが、まったく変わった気配がない。明らかにそのまま返されたと思われ、ニコンの対応に売りを決意した。


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山の辺の道 2013年10月 D7000 / AF-S Nikkor 24-85mmF3.5-4.5G

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山の辺の道 2013年10月 D7000 / AF-S Nikkor 24-85mmF3.5-4.5G

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山の辺の道 2013年10月 D7000 / SIGMA 105mmF2.8EX MACRO

このSIGMA 105mmだが、なぜかこのレンズだけ調整しなくてもジャストでピントが来る。他のレンズはいくら調整しても合わないのに不思議だ。マクロレンズだけあって開放からものすごく解像力は高い。最も相性の良いこのレンズとならD7000も使い物になる。

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山の辺の道 2013年10月 D7000 / SIGMA 105mmF2.8EX MACRO

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山の辺の道 2013年10月 D7000 / SIGMA 105mmF2.8EX MACRO

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山の辺の道 2013年10月 D7000 / AF-S Nikkor 24-85mmF3.5-4.5G

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山の辺の道 2013年10月 D7000 / AF-S Nikkor 24-85mmF3.5-4.5G

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山の辺の道 2013年10月 D7000 / AF-S Nikkor 24-85mmF3.5-4.5G

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夜都伎神社 2013年10月 D7000 / AF-S Nikkor 24-85mmF3.5-4.5G

これでD7000の写真ネタもついに終わりだ。いったいワンカットあたりの単価いくらなんだ?(爆) 結局まともな撮影に使ったのは2~3回で、あとは全てテスト絡みだ。ショット数でいえば、一番多いのはAF微調整のために自宅の窓から撮影したカットだろう。(爆)

SIGMA 105mm以外、どのレンズをくっつけてもピントが合わなかった。合わないというよりバラツキが大きい感じだ。ひどいのになると、AF微調整の範囲に収まりきらず、まったくピントの合わないレンズもあった(これもSIGMA)。これじゃせっかくレンズを買っても使えるのか不安になってしまう。結局、AF精度に始まり、AF精度に終わったD7000。いよいよ終了。

コメント

  1. BigDaddy より:

    D7000、とうとう売却されるのですね。ピントの精度、私も相当神経質で、最初のデジイチのK-mを除き、全てのカメラで1年に一度は必ず調整していると思います。先月までは他の不具合も含めてですが、K-5一号機は2ヶ月入院していましたし(笑)。

    でもこういうのはPentaxだけでなく、他社でも結構あるみたいですね。今回のようにメーカー対応の良否もあるみたいですし。

    サードパーティレンズは微妙ですね。うちのSigmaレンズは全て無調整でOKですし、Tamronの70-300mmはPentaxカメラの微調節最大値の+10のところ+9(デフォでは大幅な後ピン)です。そして本来、うちのK-5二台とK-7は全て同じピント精度にしている筈が、K-7では+6くらいなんですよねぇ。で、今はK-7は入院していて、つい昨日、K-5のデータと同じだからTamronさんの方でカメラからの情報が100%伝わっていない可能性があるとか言われています。

    さて、テスト撮影に終始と仰っていますが、5枚目や、最後の2枚なんて好きな写真です。山里の雰囲気がとても良く出ていると思いました。

  2. オーナー(考え中) より:

    >BigDaddyさん

    いつも何かが入院しているんですね。(笑)

    AF精度の問題は一眼レフの宿命でどうしようもないと思うんですが、ほとんどの人は気づかずに使ってるんでしょうね。
    「何となく眠いけどこんなものだろう」で済んでいるはずです。でもすでにマイクロフォーサーズの超シャープな画像を知ってしまっているので、「こんなはずはない」と気づいてしまうわけです。
    やはりこんなところにもミラーレスカメラの優位性は揺るがないんですね・・

    Sigmaも最近のものはわかりませんが、古いものになるとほとんどダメですね。

    最後の2枚ですかぁ? あまりにも見慣れているので何とも思わないんですよね・・(笑)

  3. BigDaddy より:

    特に今年はK-5二台(二号機はシャッターボタン不良)、K-7と全て入院し、DA17-70mmも3度の入院で結局新品交換でした。運が悪いと思うか、入院した結果、うちのカメラ、レンズはAF精度に関してはそこらのユーザーよりも遥かにシビアに調整がされているから安心だと運が良かったと思うか(勿論全て無償で)。

    実際に各社の国内外のレビュー記事の当倍写真や、2チャンネル系のアップローダーの当倍写真を見ると、私の基準からはボケボケ写真、半数くらいは、仰っる通り、精度が悪いのに気付いていないんでしょう。そして「当倍だから仕方がない、当倍鑑賞は無意味」と強がっちゃう、もしくは「これからはローパスフィルターレスだ!」と勘違いしちゃう(笑)。

    一眼レフのAF精度、以前645Dを何度か借りており、当然ボディもレンズも調整済み。センサーが大きくても画素数が多くてもしっかりと調整されているものは精度は高いです(645DのAFはK-7からの流用なのでお世辞にも良いとは言えず外す時は外しますけど)。

    だからNikon D800Eが三脚を使えとか、推奨レンズじゃないと駄目、これっておかしいと思っており(645Dもローパスレスですしね)、となるとやはり個体差があるんじゃないかと睨んでいるんです。ちなみに知り合いのD800(ノーマル)は全く問題ないそうです。

    でも結局画素数を増やし過ぎたんだと思っています。K-3もD7100も2400万画素、AF精度がよりシビアになったのは事実で、それを考えるとK-3にすぐに移行する気には到底なれないんですよねぇ。

  4. オーナー(考え中) より:

    >BigDaddyさん

    いやそれだけ全て無償で直させたというのが凄いですね。(笑)

    画素ピッチで比較すれば、1600万画素のK-5やD7000ですでにD800とほぼ同じレベルに達しており、D800並みのシビアさが求められるということなんですね・・
    まして2400万画素ともなると完全にD800を上回ってしまうわけで、もはやレンズの解像度の方が追いついて来れないと思います。
    それ以前にピントの精度が出てないと話になりません。
    D7100はローパスレスの効果がほとんど感じられないと言われていますが、レンズの解像度だけでなく、ピント精度もよほど厳密に追い込まないと光学性能の方が負けてしまいます。
    サンプル画像を見ても2400万画素を生かし切れているようにはとても見えないです。
    だから無意味な高画素化には絶対反対なんですね。
    もちろん、4画素1セットにして完全フルカラー化を目指すなら大いに歓迎ですけどね・・