デジタルカメラ

E-M10 Mark IIの高感度画質

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レンズのレビューは描写に直結するからやり甲斐がある。しかしボディーのレビューっていまいちやる気が起きない。K-S2もK-70もまだレビューをやってないけど、その理由は今どきのカメラは良く写って当たり前だからだ。同じセンサーサイズならおおよそどのカメラも同じような画質にしかならない。裏を返せば極端に画質の悪いカメラなど存在しないということ。フォーサーズの時代なら高感度画質が酷いものだったからレビューのやり甲斐もあったけど(笑)、今のマイクロフォーサーズ機なんて高感度画質はどれも横並びでしょ? APS-Cと比べれば1段程度劣るという当たり前の結果にしかならない。せいぜい操作性の違いくらいしかないんだ。動体を撮る人ならAF追従性能や連写性能も気になるところだろうけど、自分はそういうものに全く興味がない。画質がすべて。だから今さらレビューなんてやることがないんだ。

とは言っても新しいカメラを買ったらとりあえず高感度画質のテストはしておく。どこまで耐えられるのかチェックしておかないと安心して使えないからだ。まあ当たり前の結果にしかならないだろうけど、いつものテスト場所へ行ったついでに撮ってきた。比較対象はE-PL5やGM1Sになるんだけど、複数のカメラを持ち込んでテストなんて面倒なことはやってられないのでE-M10 Mark II単独である。まあ以前E-PL5でテストしたのと同じ場所だから比較はできるだろう。

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以下、面倒なので等倍画像をそのまま掲載する。クリックすると等倍になるが、巨大ファイルなので注意。センサーの素の性能を見るため、RAWで撮影してLightroomで現像している。ノイズリダクションはカラーノイズのみ標準条件で補正し、輝度ノイズの補正は一切行っていない。


ISO800


ISO1600


ISO3200


ISO6400


ISO12800

結果はやはりE-PL5と同じだと思う。個人的に許せるのはISO1600までだ。ISO3200はLightroomで強めにノイズリダクションをかければ使えるかなという感じである。最近の2000万画素センサーはどうなのか知らないが、少なくともE-M5以降の1600万画素センサーは高感度画質においてほぼ同等と考えられる。裏を返せば全く進化していないということであり、これがm4/3の限界でもある。APS-Cに比べれば1段程度劣り、やはりセンサーサイズは嘘をつかないという当たり前の結果しか出てこない。

しかし5年前のセンサーと全く違いがないというのは驚きである。それはセンサーの進化がほぼ飽和に達しているという証拠でもあろう。これからはセンサーサイズでしか差別化ができない時代なのである。にもかかわらず高感度画質は年々向上していると言われているのは画像処理エンジンの進化によるところが大きい。言い換えれば「ノイズのごまかし方」が上手くなっただけのことである。なぜか雑誌や大手ウェブメディアのレビューはJPEG画像でしかテストしないのが気に食わないんだが、それって全く意味がないと思う。センサー性能じゃなくてノイズのごまかし方を評価しているに過ぎないからだ。おそらくセンサーそのものの性能は近年ほとんど変わってないと思う。それを大げさに進化したとか言って買わせようとする魂胆が見え見えである。いくら画像処理エンジンが進化しようとLightroomのノイズリダクションを超えることはできない。どんなカメラであろうとRAWで撮ってLightroomで現像すれば最良の結果が得られる。カメラのノイズリダクションなんて速度重視の簡易版に過ぎないんだ。だからセンサーの素性が重要であり、RAWを載せない国内のレビューサイトなんて一切信用しない。

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