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前の記事で単三電池を使用すると露出不良の問題が起こらないことを発見した。その後、3日間毎日テストを続けたが、不具合は一度も発生していない。リチウムイオン電池で不具合が発生した場合でも、単三電池に交換するとただちに回復することも確認した。したがって、うちのK-30は単三電池専用であれば完全に息を吹き返したことになる。

これはK-30/K-50の同じ症状を抱えている方には朗報である。故障の程度にもよるのかもしれないが、ジャンクとして売りに出す前にダメモトで試してみる価値はある。純正のバッテリーホルダーは高いが、激安の互換品が出ているので捨てても惜しくないくらいの値段だろう。


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単三電池で回復する理由を推論してみる

電源の違いによって不具合が出たり出なかったりするのは不思議な気がするが、これはおそらくシャッターの動作シーケンスに微妙な時間差があるためと推測している。K-30等のボディーでは絞り値の設定にかかわらず、いったん最小絞りまで絞り込まれてから戻るような動作をする。不具合が発生した場合はその戻るタイミングが遅れるために真っ黒写真が撮れてしまうのだろう。

ということは、たとえ絞り制御に不具合が発生したとしても、絞り羽根が開くタイミングより後にシャッターが切れれば問題ないわけだ。単三電池を使った場合はそのような状態になっていると推測される。その根拠は連写速度にある。K-30の連写速度は最大6コマ/秒となっているが、それはリチウムイオン電池を使用した場合で、単三電池を使用すると約5コマ/秒と若干遅くなる。その理由はシャッターの動作シーケンスが遅れるためと考えて間違いないだろう。

そのような仮説を立てるとすべての現象がうまく説明できる。まずK-50では比較的故障の発生率が低いが、それは単三電池で使っている人が多いからと考えられる。K-50は標準で単三バッテリーホルダーが付属していて、リチウムイオン電池は別売だからだ。もし単三電池でも露出不良が発生するなら相当な重症と言わざるを得ない。

そしてネットで検索してみた結果、K-S1での不具合発生報告は皆無であった(単に売れてないだけかもしれないが)。またK-S2では稀に発生しているようだが、その数は非常に少ない。ここで思い当たるのが連写速度の違いである。仕様上、K-S1では5.4コマ/秒、K-S2では5.5コマ/秒となっている(もちろんリチウムイオン電池使用)。これはK-30/K-50よりも低い値である。以前、微妙にスペックダウンしているのが気に入らないと書いたことがあるが、実はこれには深い意味があったのではないか?

つまりシャッターの動作シーケンスにいくらかのマージンを持たせた結果、微妙に連写速度が落ちていると考えられるのだ。明らかに同じユニットを使っているにもかかわらず、わざわざスペックダウンしていることは不自然である。うがった見方をすれば、たとえ絞り制御機構に不具合が発生したとしても露出不良が起こらないようにシャッターの動作シーケンスに余裕を持たせたのではないか? その結果として連写速度が遅くなった。そう考えればすべてつじつまが合う。

その推測が当たっていれば、Pentaxは絞り制御ユニットの不良を知りながら、それを小手先のスペックダウンでごまかしたことになる。そしてK-70では連写速度が再び6コマ/秒に戻っている。ということは絞り制御ユニットを根本的に改良したためスペックダウンをする必要がなくなったのではないか? つまりK-70ではこの問題は解決されている可能性が高いと考えられる。もちろん何の確証もない推論に過ぎないが、たぶんそんな気がする。

一眼レフはもう要らない

これでK-30は単三電池専用で運用する限り、普通に使えるようになった。したがってK-70購入は取り消しである。もともとK-30を使うのはPentaxが好きだからではなく、Sigma 17-50mmF2.8を使いたいだけである。もしこのレンズを持ってなかったら、とっくにPentaxは売り払っている。このためだけに残してあると言って過言ではない。m4/3の標準ズームも安っぽいキットレンズの割にはよく写るのだが、やはりSigma 17-50mmF2.8の描写力は格段に違う。周辺まで完璧に写るレンズなんてそうそうないんだ。だからこのレンズを使うためだけにK-30を残す。そしてこれが最初で最後のPentax機になるだろう。もう二度とPentax製品は購入しない。もともとPentaxには縁もゆかりもないし、何の思い入れもない。いずれかの時点ですべて売却することになるだろう。

もちろんNikon D5300でも買って、改めてSigma 17-50mmF2.8を買い直せばいいんだけど、それだと約8万円かかっちゃうわけでしょ? E-M5 markIIが買えちゃう。どう考えてもK-30でSigma 17-50mmF2.8を使い続けるのが一番安上がりなんだよ。

それに一眼レフという過去のシステムはもう要らないと思う。常にAF精度を気にしなければならないなんてもう御免だし、あんなデカいものはどうせ使わないに決まっている。これからはm4/3に全面移行するつもりである。次はE-M10 markIIあるいはG7が有力だけど、今すぐ買うつもりもない。というのも写り自体はE-PL5と何も変わらないからだ。m4/3もセンサーに大きなブレイクスルーがない限り、積極的に買い換える意味はない。だから当面はE-PL5メインで行く。それよりはm4/3のレンズを拡充すべきだろう。激安になっているM.Zuiko 12-50mmF3.5-6.3とか、LUMIXの初代14-45mmF3.5-5.6とか45-150mmF4-5.6、25mmF1.7もいいねえ・・。手ぶれ補正なしのパナ機でも良いようにパナのレンズを揃えておくのも悪くない。

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