次に買うレンズを考える

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どうしてもボディーの妄想ばかりが優先するんだが、たまにはレンズの妄想でもしてみよう(笑)。すでに標準ズームと望遠ズームが2本ある状態だから、それに加えて3本目のレンズをいかにして選ぶか?という話になる。

まずマイクロフォーサーズから。選択肢から言えば非常に充実しているから、どれを選ぶか迷っちゃうほど。まあこれがマイクロフォーサーズの楽しさでもあるのだが・・


基本的に金がないことが前提だから(爆)、F2.8クラスの大口径ズームなどは初めから論外である。したがって単焦点、それも安いやつに限る(笑)。ただ、すでにズームを持っていると単焦点って結局使わないんだよなぁ。SIGMAの19mmF2.8DNも持ってるけど、ズームがあったらわざわざ使うことはない。これ一本にしないと駄目だね。一時は30mmF2.8DNも持ってたんだけど、画角的に中途半端すぎて売ってしまった。だから少なくとも標準ズームの焦点距離域に含まれる単焦点って、買っても使わないことがわかり切ってるんだ。

そうするとオリンパスの25mmF1.8やパナの25mmF1.7なんかは買っても無駄だろうなぁ。安さが魅力的だけど、背景がボケた写真に興味はないから使い途はない。確かに絞りの選択の幅は広がるが、標準ズームの代わりにこれ一本で撮るのはしんどい。

オリンパスの45mmF1.8やパナの42.5mmF1.7も安くて評判の良いレンズなんだけど、標準ズームの望遠端とほぼダブるんだよなぁ。12-32mmなら多少は望遠になるけど、14-42mmだとほとんど変わらない。これも基本的にボカしてナンボのレンズなので、単なる望遠レンズとして持っていても結局使わないことは目に見えている。

残るはSIGMAの60mmF2.8DNである。これなら標準ズームの望遠端に比べて明確に画角が狭く、本格的な望遠効果が望める。それほど明るいというわけではないが、F4-5.6の望遠ズームに比べれば多少ボケも望める。しかも激安と来たもんだ(笑)。標準ズームにプラスする一本としては最適な組み合わせである。したがって、マイクロフォーサーズで次にレンズを買うならこれが最有力候補になろう。

あとE-PL5の手ぶれ補正が望遠側でまったく効かない問題が発覚したので、パナの手ぶれ補正付き45-150mmF4-5.6も一応候補に入っている。また最も古くから存在するパナの14-45mmF3.5-5.6は非常に評価が高く、これも気になる存在ではある。しかしすでに持っているズームと同じスペックのレンズを買ってもあまり意味がないので、どうしても優先順位は低くなる。

結局、マイクロフォーサーズではキットレンズのM.ZD 14-42mmF3.5-5.6II RやG VARIO 12-32mmF3.5-5.6 ASPH.がそれなりに良く写っちゃうもんだから、単焦点の必要性をあまり感じないんだな。だからあとSIGMA 60mmF2.8DNを買っちゃえばコンプリートしそうな気がする。(笑)

次にペンタックスだ。こちらは悲しいほど選択肢が少ない。欲しいレンズがまったくと言っていいほどないんだ。こちらもすでにSIGMA 17-50mmF2.8EXを持っているから、それと焦点距離がダブる単焦点を買っても使わないことは目に見えている。

たとえばDA 35mmF2.4なんかは安いんだけど、もろに標準ズームのど真ん中、しかも大して明るくないから、ほとんど意味がない。強いて言えば一本勝負で小型化を図るためだけにしか使えない。それなら別に一眼レフを使わなくてもミラーレスで十分な気がする。同様にDA 50mmF1.8も激安だけど、標準ズームの望遠端と同じだからほとんど意味がない。もちろん1段以上明るいんだが、わざわざ交換して使うほどの価値があるか? これは画角的に中望遠だから、35mm以上に使い途がないレンズである。

マイクロフォーサーズと同じ理屈で言えば、ここで少し長めの望遠マクロがあれば最適なんだ。しかし純正のDFA 100mmF2.8 Macroは5万円近くするので、気軽に買えるようなレンズではない。少し前までSIGMA 105mmF2.8EX Macroがあったんだが、いつの間にかラインナップから消えている。ついにSIGMAはペンタックスを見捨て始めたのか?

あと望遠ズームのDAL 55-300mmF4-5.8EDの300mm側の描写が良くないので、その代替としてSIGMA APO70-300mmF4-5.6も考えている。これは1万円台の激安だから気軽に買える。一応、300mm側の描写はペンタックスよりは良さそうな評判である。ただ短い方が70mm始まりというのが使いにくいんだな。50-70mm近辺の焦点距離って一番使用頻度が高いため、この間が抜けると使い勝手が悪くなる。そのために55-300mmも持つなら本末転倒だ。それならば新型のHDタイプ55-300mmを買い直そうかという気にもなる。こちらはWRタイプだし、QSFフォーカスも付いてるしね、一応買い換える意味はあるんだ。しかし、まったく同じスペックのレンズを買い直すのもいまいち気乗りがしない。

K-S2と同時に出た薄型のDA 18-50mmF4-5.6REは旧型18-55mmよりは周辺画質が良さそうだけど、あの質感を見ると一気に買う気が萎える。同じプラスチックでもオモチャのような安っぽい質感、繰り出し操作のガサツさも気に入らない。それに単品売りでもプラスチックマウントだなんて信じられない。あれがキットレンズとしてほとんどタダみたいな値段で付いてくるんならまだ許せるが、わざわざ金を出して買うレンズじゃないと思う。それならまだDA 18-55mmのWRタイプを買い直すよ。一応金属マウントだし・・(笑)

結局、ペンタックスは現有のSIGMA 17-50mmF2.8EXとDAL 55-300mmF4-5.8EDで完結しちゃってるんだな。どう考えてもこれ以上、買うものがない。やっぱりペンタックスは欲しいレンズがないというのが最大の弱点なんだな。以前ならSIGMAがその代替だったんだけど、最近はSIGMAがペンタックスから撤退しつつあるのが痛い。

発展性ということを考えるとペンタックスには未来がなく、一眼レフにこだわらなければマイクロフォーサーズに一本化した方が得という気がする。そして一眼レフにこだわるならニコン復帰という迷いも出てくる(爆)。もうすでにニコンのレンズはほとんど処分してしまったので時遅しなんだが、今からでもニコンに復帰した方がいいんじゃないのか? 実は今になってD7000を手放したことを少し後悔している(爆)。あのままニコンユーザーでいた方が幸せじゃなかったのか? K-S2購入計画はまた暗礁に乗り上げる可能性が出てきた。(爆)

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