デジタルカメラ

K-30かK-50か?

投稿日:2013年10月29日 更新日:

D7000を売り払って舌の根も乾かぬうちに次の妄想が始まっているわけだが、実は買うカメラはもう決まっている。迷う余地がほとんどないのだ。そもそも激しく迷っている間は買うべきではない。迷っているということはどれも欲しくないということなのだ。経験的に言って、そういう時に買うと必ず後悔する。D7000はまさにそのケースだ。

一番良いのは「一目惚れ」。たとえ後から欠点がわかったとしても、最初のインパクトが強烈であるから少々のことでは動じない。むしろ欠点でさえも愛嬌に思えてきて長く気に入っていることが多い。それは理屈を超えた感情の次元だ。次に良いのは、あらゆる可能性を検討した上で「これ以外にない」と確信が持てたとき。それは感情ではなく冷静かつ綿密な判断に基づいたものだから、間違いは少ない。そうやって納得した上で買ったものはやはり長く気に入って使っていることが多い。

とにかく「迷ったら買うな!」ということ。それが今回の教訓である。

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さて先に結論から言ってしまうと、次の大本命はペンタックスK-50ダブルズームキットだ。もうこれ以外にはないと確信している。つまり上の2番目のケースに当たる。ではそこへ至った経緯について説明しよう。

まず迷う可能性があるとすれば、それはパナソニックのG6だ。今のところまだ高いが、最終的にはG5と同じくダブルズームキットが4万円近くまで暴落するだろうから、かなりお買い得感がある。マイクロフォーサーズでEVF内蔵の機種は少ないが、G6には初めからEVFが内蔵されている。OM-Dは高くてとても買えないけど、その代替には十分なり得るモデルである。一時はこれがすごく欲しかったのだが、やはりマイクロフォーサーズ機がこれ以上必要か?を考えると、要らない気がする。基本的にマイクロフォーサーズは携帯性優先のサブ機だから、できるだけ小さい箱型の方が良く、それならE-PL2で十分間に合っているのだ。メイン機としては、やはり光学ファインダー搭載の一眼レフが良く、よりフォーマットの大きいAPS-C機がふさわしい。同じようなカメラをまた増やしても意味がないからだ。

それなら最近買い頃になってきたD5200が最適なように思われるが、ニコンはもういい、飽きた(爆)。何というか、ニコンのカメラは欠点の少ない優等生かもしれないが、つまらんのだ。触っていて全然楽しくない。ニコンには「華」がないということだろう。だからニコンはもう買わない。では次はどこへ行くか?だ。

これまでフィルム時代も含めてあらゆるメーカーのカメラを使ったことがある。オリンパス、ニコン、カシオ、エプソン、キヤノン、ミノルタ、コンタックス、フジ、パナソニック、ソニー・・と大方のメーカーに手を出してきたのだが、まだ使ったことのないメーカーが2つだけある。それがペンタックスとリコーだ。偶然にも現在は一体化したその2社だけが残っていたのだ。だから今一番使ってみたいのはペンタックス。もっと言えば、「今後どこのメーカーと心中したいか?(爆)」を考えたとき、ペンタックスが最もふさわしいと思うようになった。間違ってもオリンパスと心中するのは御免だ。最近噂が出ているように、ニコンも135ミラーレスを出すようだから、マイクロフォーサーズの将来は危うい。フルサイズが市場を席巻するのは時間の問題。そうなるとオリンパスは早晩にマイクロフォーサーズに見切りを付けるだろう。前科が何犯もある会社だから絶対に信用しない。一方、ニコン・キヤノンが倒れることはないだろうから、「心中」とは言わない(笑)。心中の可能性がないメーカーと付き合うのはやっぱりつまらんと思ってしまうのだ。基本的にマゾ体質なのか?(爆) まあニコン・キヤノンは今後135に主力を移すことは確実だろうから、K-3登場で当分APS-Cで行くことを約束してくれたペンタックスに安心感がある。

フィルム時代にはダイヤル式を採用したMZ-3というカメラがあって、それがものすごく欲しかったことがある。しかし結局その後、ペンタックスにはずっと縁がなかった。D5100を買うときに激しく迷ったのがK-30だったが、結局レンズ資産の関係で泣く泣く諦めた。しかしその後もK-30を諦め切れず、後ろ髪を引かれ続けた。やはり一番欲しかったのはK-30だったのだ。そしてD7000を売却し、ついでにニコンのレンズ資産も大幅に縮小した。それはニコンと決別するための伏線であった。これでようやくニコンの呪縛から解放され、ペンタックスの世界に飛び込むことができる・・

その後K-50が発売され、すでにK-30は生産終了になったようである。よってこれから買うならばK-50しかないのだが、まだK-30は売れ残っていて若干安いようだ。K-50はK-30のデザイン変更版みたいなもので、中身はまったく同じなのだが、なぜかこの2機種で迷う人が結構多いようだ。その理由について考えてみよう。

まず一番大きな違いはもちろんデザインだろう。K-30のデザインは奇抜すぎて好き嫌いが分かれるため、万人受けする無難なデザインに落ち着いたのがK-50と言われている。これはもう個人の好みで決めればいい問題だが、自分は絶対にK-50派だ。K-30の「庇」には我慢できない方だから、フツーのカタチが好ましい。よくぞK-50を出してくれたと思った。

そしてスペックからはあまり気づかれないのだが、2つめの違いは電源である。K-30は一般的なリチウムイオン充電池が付属するのに対し、K-50では単三形バッテリーホルダーと単三形リチウム電池が添付されている。最初K-50は使い捨て乾電池しか使えないと早合点したので、そんな仕様はあり得ないと思ったのだが、実は単三形ニッケル水素電池も使えるということで安心した。しかもリチウムイオン充電池より撮影枚数は増えるらしい。やや重くなるのが難点だけれど、汎用電池が使えるのは他の機器と使い回しができて充電器を一つ減らせるし、将来的にもバッテリー入手の心配がないので安心ではある。ただどちらの機種も別売オプションで相互に利用が可能だから、これも大した問題ではないといえる。

3つめに、自分にとって最も大きな違いは、ダブルズームキットに付属するレンズの違いである。K-30ダブルズームキットに付属するのは18-55mmと55-300mmの2本。いずれもWR仕様ではない。ボディーが防塵防滴仕様なのにレンズがWRじゃないのは意味がなく、ちぐはぐな仕様だと言ってきた。一方、K-50ダブルズームキットに付属するのは18-55mmと50-200mmの2本で、いずれもWR仕様だ。この違いが大きい。どうも世間では実勢価格の安さに加えて、より望遠の長い55-300mmが付属するK-30の方が得だと考える人が多いようなのだ。それでまったく同じスペックのK-30とK-50で迷いが生じるらしい。しかしこれは自分に言わせれば文句なしにK-50である。まずWRが付いてないと意味がないし、望遠は50-200mmの方がかなり小さく軽くて良い。素人ほど望遠を欲しがる傾向があるが、実際には135換算で300mmまであれば十分である。それ以上はブレとの戦いで持て余すだけ。それだけでなく、このクラスの廉価な望遠ズームはテレ端の画質が落ちることが多く、それは200mmより300mmで顕著になる。したがって、より画質の良い200mmの方が有利だ。

以上より、自分にとっては今さらK-30という選択はあり得ず、文句なしにK-50で決まりとなる。ついにE-620の後釜に巡り会えたという実感だ。問題は実勢価格だが、現在ダブルズームキットではK-30が58000円前後、K-50が60000円前後で、せいぜい2000円くらいの差しかない。いずれ横並びになるだろう。K-30の底値が56000円まで行ったから、K-50ももうじきそこまで行くと予想する。まあ下がってもあと4000円だ。おそらく年明けにはそのくらいになっているだろう。今はカメラに困ってないから、底値になるのをじっくり待ってから買う。

この決意は揺るぎのないものだ。他にすごいのが出てこない限り、迷うことはないだろう。妄想と言いながら、迷いがないのは少し寂しい気もする。(笑)

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