LUMIX 12-32mmF3.5-5.6の手ぶれ補正が壊れた?

投稿日:2018年3月10日 更新日:

レンズ

数ヶ月前に気づいたんだけど、12-32mmF3.5-5.6を付けたGM1で時々画面が勝手に動くという現象が確認された。明らかに手ぶれ補正のユニットが誤動作して光軸がずれている感じである。たぶんそれより前は何もなかったと思う。

その時は気にしなかったんだけど、今日もしやと思って手ぶれ補正のチェックをしてみた。やり方は手ぶれ限界のシャッタースピード(135換算の焦点距離分の1)より2段遅くして、手ぶれ補正ON/OFFで20枚ずつ撮影し、ブレ率を比較した。その結果、手ぶれ補正のON/OFFにかからわず、ほとんどのコマが盛大にブレていた。つまり、手ぶれ補正はまったく効いていないということである。

やっぱり不安は的中した。念のためいろいろな焦点距離で試したが、何度繰り返しても同じ。もしかするとボディー側から信号が伝わってない可能性もあるのでE-PL5でも試してみたが、やはり結果は同じであった。完全に壊れていると思われる。

どうりで最近よくブレると思ってたんだよ。室内のブツ撮りで手ぶれ補正なしで撮ってたということだ。こういう症状は珍しいのか、ネットで検索しても出てこない。というより、壊れていてもなかなか気づかない可能性が高い。レンズ内補正にはこういうリスクがあるということを改めて認識した次第である。やはりボディー内補正の優位性がさらに高まった。

さて、これからどうするか? こんなレンズ、修理するより買った方が安いだろう(笑)。まあ昼間撮るなら手ぶれ補正がなくても全然困らないんだけど、たまたま廃墟を見つけた時とかに困ってしまうんだ(笑)。ということで、GM1で使える手ぶれ補正付きのレンズをゲットしたい。

また同じのを買うのはつまらんから、次はパナの14-42mmF3.5-5.6IIを考えている。これならGM1に付けても似合うし、めんどくさい沈胴式じゃないのが良い。12-32mmだとどうしても望遠側が物足りないんだよな。もちろん広角側が12mmまであると便利なんだけど、実際12mmで撮ることはあんまりない。それよりは望遠が足りないケースの方が圧倒的に多い。だから12-32mmよりは14-42mmの方が使い勝手が良い。描写性能についてはm4/3の標準ズームで最高クラスと言われているから期待して良いだろう。

現在の価格を調べると17,000円前後のところが多い。まあボディーを買うよりははるかに安いってことだ(笑)。ただこのレンズ、どういうわけか価格.comを見てもほとんど在庫切れになっている。特に黒が少ない。まさかディスコンになったのかと思ったが、パナのHPを見てもそんなことは書いてない。確かに最近は12-32mmがキットレンズになっているから、14-42mmの生産量が少ないことはわかる。でも標準ズームの定番ともいえるこの焦点距離の需要がなくなることはないであろう。たぶん一時的に生産が遅れているなどの理由ではないかと思うのだが・・

本来なら45-150mmF4-5.6の方が先だろうという考えは確かにあった。しかし望遠なんて買ってもどうせ使わないんだ。それよりは使用頻度の高い標準ズームを買った方がはるかに利用価値は高い。壊れたものはしょーがないんだよ! これは「欲しい」からではなく、正当な購入理由(笑)。

とりあえずこれでGX7 mk2もG7もなくなった。どれか一つしか買えないから、レンズを買ったら資金はもう終わりだ。やっぱりボディーよりレンズを買った方が費用対効果は大きい。もう1台ボディーを増やしても何の意味もない。これで欲しくもないカメラを買わずに済んで内心ホッとしている(笑)。

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