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LUMIX DMC-GM1S買っちゃった

投稿日:2015年12月24日 更新日:

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今年は「1台もカメラを買わない記録」継続中だったのに、最後の最後で破られちゃったよ(爆)。あまりの安さに我慢できなくてパナのGM1Sレンズキットを買っちゃったんだ。まあセルフサンタということで・・(笑)

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でもこれはE-PL5の後継じゃなくて、今まで使っていたコンデジPowerShot S95の置き換えなんだ。2011年にS95を購入して以来、実に4年ぶりのコンデジ買い換えとなる。話せば長くなるんだけど、今年の夏頃、コンデジの買い換えを考えて物色したことがあった。しかし最近はスマホに押されて一昔前の主流だった1/1.7型センサー搭載のコンデジが絶滅してるんだよなぁ。その代わりに台頭してきたのが1インチ以上の大型センサーを搭載した高級コンデジ。今はSony, Panasonic, Canon, Nikon, Ricohなどから発売されているが、どれもボッタクリ価格で手も足も出ないんだよな。唯一手が届きそうだったのはSonyの初代RX100だけど、それでも35,000円前後する。そのうち下がるだろうと思ったけど、今でも同じところをうろうろしていていっこうに下がる気配なし。

まあRX100は非常に完成度が高いので、35,000円だろうと買って間違いはないと思うんだ。しかしこれの最大の欠点は今どきWiFiを搭載していないことなんだ。3年前の機種だからまあ仕方がない。自分はSNS中毒だから(爆)、スマホに飛ばせないデジカメなんて考えられない。どうせ買い換えるならWiFi内蔵がいいに決まっている。RX100IIならWiFi内蔵になったんだけど、こちらは未だに55,000円前後もする。いくら待っても下がりそうにないので、結局その時はコンデジ購入は見送りになったんだ。

しかし今月になってパナのGM1Sが3万円ちょっとになっていることに気づいた。見てはいけないものを見てしまったのだ(爆)。何とG VARIO 12-32mmF3.5-5.6の薄型ズーム付きでこの価格だよ。このレンズを単体で買うと27,000円もするんだから、レンズを買ったらボディーがおまけに付いてきたと言った方が正しい(笑)。そもそもGM1Sなんていう機種があったこと自体知らなかったんだけど、GM1の改良型で昨年の11月頃に発売されたらしい。どこが違うのかよくわからないほどマイナーチェンジなんだけど、ソフトウェア的な面がちょっと改良されていて、どうでもいい機能が追加されただけ。でも自分にとっては拡張感度が最低ISO100まで広がったことの方が地味にうれしい。

ただGM1Sはなぜかカラーバリエーションがブルーとブラウンの2色しかない。おっさんが大好きな黒はないんだ。旧型のGM1には黒があったので、どっちかというと改良というよりカラーバリエーションの追加に近い。そのGM1は今でも入手可能だが、価格は34,000円前後とGM1Sより若干高い。そうなるとどうしても黒が欲しいというのでなければ改良型のGM1Sを買った方がいいに決まっている。ブルーかブラウンかかなり迷ったけど、斬新なイメージのあるブルーを選んだ。今が底値と思われ、すでに値上がり傾向になっていることから年内に買わないとまた買い時を逃すと判断した。

それでGM1Sに決める前、激しく迷った対抗馬は他のマイクロフォーサーズ機ではなくRX100だ。本来まったくカテゴリーの違うカメラなんだけど、価格とサイズが近いこともあってこの2台で迷う人は結構多いようだ。もちろん携帯性を考えればRX100の優位は変わらないんだけど、GM1Sもボディーサイズだけ見ればRX100とほぼ同じ大きさ。実際、店頭で比べてみたんだけど、ボディーサイズはGM1Sの方がわずかに小さい。おそらくRX100を強く意識して対抗しているのだろう。重量もレンズ込みで274gと、RX100の240gと大して変わらない。もちろんレンズの出っ張りがあるから厚みは2cmほど大きいが、このくらいならコンデジとしてギリギリ実用になる大きさだと思うんだ。ポケットには入らなくても小型のポーチには十分収まる。

あとは画質が一番気になるところだ。S95から買い換えるんだから、画質が段違いに良くなってないと意味がない。S95も1/1.7型センサー搭載コンデジとしては発色・解像感ともに良く、RAW現像すれば結構使える絵を出してくれた。ただ小型センサーの弱点として、ダイナミックレンジはどうしても狭い。青空に浮かぶ白い雲なんかがすぐ飛んでしまう。白飛びした写真はどうしても安っぽく見えてしまうのが不満だった。この問題を解決するにはセンサーは大きければ大きいほど良い。

まず最初に参考にするのは価格.comのレビューなんだけど、RX100のレビューを見ていると否定的な意見がほとんど見つからないほど高い評価を得ている。「異次元の高画質に感動した」「もう一眼レフはいらない」といった賞賛の言葉があちこちに見られる。これを見るとやっぱり良いのか?と思ってしまうのが人間の弱いところ。ただこういうレビューはユーザーのレベルに左右されるから、今までスマホや豆粒センサーコンデジしか使ったことのないユーザーから見れば、そりゃ良いと思うに決まっている。それにSony信奉者のバイアスが多分にかかってるから話半分に聞かなくちゃいけない。「ネットの意見は鵜呑みにしてはいけない」が鉄則なんだ。たかが1インチのセンサーで本当に一眼レフと対等に張り合えると思うか?

そうすると頼りになるのは海外のレビューサイト。やっぱり自分の目で確かめるのが一番に決まっている。複数のレビューサイトでRX100とGM1のサンプル画像を詳細に比較してみたんだけど、画質はGM1の方がはるかに優れていることが確認できた。RX100は低感度でも塗り絵画質。よくRX100は信じられないほどノイズが少ないと言われるが、それはSony独特の塗り絵でごまかしているに過ぎない。RX100は高感度になるほど塗り絵が酷くなるのに対し、GM1は無理にノイズを潰さず解像感を残す絵作りをしていることがわかる。もちろんセンサーサイズの違いもあるから、高感度画質はGM1の圧勝。GM1ならISO3200でもそこそこ使える解像感を保っているが、RX100はベタベタの塗り絵で細部がほとんど潰れてしまっている。ダイナミックレンジもGM1の方がはるかに広く、RX100は白飛びに弱い。やはりセンサーサイズは嘘をつかないのだ。

Sonyでは1インチセンサーを「大型」と呼んでいるが、よく考えれば縦横が1/1.7インチの1.7倍に過ぎないんだ。面積比では2.8倍。そこへ2000万画素も詰め込んでいるのだから、画素ピッチで比較すれば1/1.7インチと大して変わらないことは容易に想像できる。もちろん技術の進歩があるから単純には比較できないが、ダイナミックレンジは画素ピッチと密接な関係があるから、画素ピッチに余裕のあるマイクロフォーサーズに比べるとRX100はコンデジ並みでしかない。サンプルの画質はそれを如実に物語るものだった。

こうやって自分の目で画質を比較すればGM1Sしかないという結論になった。もちろんWiFiを搭載していることも見逃せない。一方でRX100の武器はといえば、薄さとレンズの明るさだ。これだけは確かに羨ましい。コンデジの場合、幅・高さよりも厚みが最も携帯性を左右することは十分わかっている。電源ONで自動的に繰り出せばレンズキャップもいらないので速写性がある。レンズもF1.8の明るさがあれば実質的に2段分ほど高感度を稼ぐことができる(ただし広角側だけ)。でも逆に言えばRX100のメリットはそれだけしかないんだ。それよりWiFiを搭載していないことは大きなデメリットとなる。ここは多少の厚みには目をつぶり、運用面でカバーすることでGM1Sに決定した。

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付属の12-32mmは非常に薄いんだけど、それでもRX100に比べれば2cmほど出っ張る。それにレンズバリアがないからキャップを付け外しする手間が増える。これをカバーするには、保護フィルターを付けっぱなしにしてキャップは付けずに使うのが正しいと思う。

開梱して驚いたんだけど、何とボディーとレンズがくっついた状態で入っていた。普通はキットでも別々になってるもんだけどね・・。だからボディーキャップもレンズリアキャップもなし。まあコストダウンの意味もあるんだろうけど、「コンデジとして使ってくれ」というパナからの強いメッセージを感じた。実際このボディーに似合うレンズはこれ以外にないと思う。20mmF1.7などのパンケーキレンズを付けてもボディーからはみ出して水平に置けなくなってしまう。このカメラはレンズ交換なんて野暮なことはせず、12-32mmを付けっぱなしでコンデジとして使うのが正しいと思う。

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このカメラには本革風のちょっとかっこいいネックストラップが付属しているんだけど、ネックストラップを付けると嵩張ってせっかくのコンパクトさが台無しになるので、片吊りのハンドストラップを買って付けてみた。あくまでもコンデジライクに使いたい。

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PowerShot S95と比較してもボディーの幅・高さはほとんど変わらない。いかに小さいかよくわかるだろう。

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もちろんレンズが出っ張ってるから厚みは全然違う。でも今どきこれ以上分厚い「高級コンデジ」はいくらでもあるんだから、マイクロフォーサーズ機としてはよくがんばっていると思う。

これを買っちゃうとたぶんE-PL5の使用頻度が激減することは十分予想できるんだけど、かといってE-PL5が不要になるというわけではない。実はGM1Sには小型ゆえにいろいろと制約がある。1/500秒より速いシャッタースピードでは電子シャッターになり、動体が歪んで写る可能性があるし、フラッシュのシンクロ速度も1/50秒以下と遅い。またアクセサリーシューがないから外付けフラッシュもEVFも使うことはできない。だからGM1Sはそういう制約をわかった上で割り切って使うべきカメラなんだ。一方E-PL5は全速メカニカルシャッターだし、ボディー内手ぶれ補正はあるし、外付けフラッシュもEVFも使用可能だ。おまけにチルト式液晶も付いている。だからE-PL5の方がはるかに制約は少なく、マイクロフォーサーズのベース機として残しておく必要がある。

久々にカメラを買ってウキウキしてるかと言えば、全然そうじゃないんだ(笑)。写真にまったく興味がないから盛り上がらない。ただ安いから買っただけ(爆)。まだほとんど使ってないけど、写りはかなり良いと思うよ。操作性はボディーが小さすぎて確かにチマチマしてるし使いやすいとは思わないけど、コンデジだと思えばこれで普通でしょ? これでまたレビューのネタができたんだけど、このところ天気が悪くてなかなかテスト撮影もできないんだよなぁ・・

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