昨日書いたK-30の絞り制御不調だけど、コメントしていただいた方の情報をもとにGoogleで「K-30 絞り制御」で検索してみると出るわ出るわ、まったく同じ症状なので笑ってしまった(笑)。これって典型的なK-30の「持病」だったのね・・。しかもK-30だけでなく、K-50はもちろん、K-S1/K-S2にも出ているらしい。つまり後継機も同じユニットを使い回していると考えられるのだ。
ネット情報を総合すると、2年前後で発生することが多いらしい。自分のも2年半少々だったから当たっている。K-S1/K-S2もボチボチ出始めているようだから、あと1年経てば大量に出てくる可能性がある。これじゃまるで「時限爆弾」だ。
気がかりなのはK-70も同じユニットを使っているのか?ということだ。今のところ不具合は報告されていないようだが、それはまだ新しいからで、やはり2年経てば発症する可能性は当然ある。
ちなみにサービスセンターで修理すると17,000円程度かかるらしい。修理料金としてはリーズナブルだと思うが、K-30は電磁絞りに対応しないとアナウンスされているので今さら修理する気はない。しかも2年経てばまた発症する可能性がある。当然、買い換えが前提だ。
こんなのは明らかにユニットの不具合であることがわかっているのだから、本来ならユニットを改良し、リコールしてしかるべき問題である。それを改良もせず後継機に使い回すとはいかなる不徳か? もしかするとわざと壊れるようにしておいて修理代で稼ぐつもりなのか?と疑ってしまう。
今回の問題でリコーの企業姿勢に大いに不信感を抱いたことは間違いない。こういうことをするメーカーだから、K-70に買い換えたら安心だという保証はどこにもない。また同じ症状が出たらさすがにブチ切れるだろう。
これはもうPENTAXを捨てるのが最も賢い選択である。K-70の線はなくなったな・・。次はD5300(D5500)かE-M10 mkIIかで迷うことになるだろう。
ただ壊れちゃうと売却できないのが痛い。まあ手動絞りのオールドレンズ専用なら使えるので、ヤフオクで売り飛ばすか?(笑)
コメント
あら、まぁ大変だったんですね。
PentaxはRicohになってもその辺は改善しませんでしたね。K-5の遠方の赤い被写体でAFが誤動作(これはK20Dからあった現象のようです)、暗い部分だけに反応して露出オーバーにしてしまう分割測光などもリコールの対称だと思うんですが、何度交渉しても駄目でしたね。
結果、赤い被写体は他を代理測距、分割測光を使わずに中央重点測光を、と言う対症療法で使っていました。私は来月早々、幾つかのオールド単焦点を除いてPentaxは全部売却しますよ(笑)。さらばペンタ!。
>BigDaddyさん
ついに脱Pentaxですか!
運用方法でどうにかなるならともかく、わずか3年でもう使えないんですからリコールにならないのはあり得ないですね。
あのNikonでさえD600の不具合を認めたわけですし、以前CanonのコンデジでCCD不良が発生したときも、ずいぶん時間が経っていたにもかかわらずちゃんとリコールしてくれましたよ。
Ricohの企業体質とはこういうものなんだと納得いたしました。
私もPentaxとおさらばする時が来たようですね・・