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ニコンユーザーでなくなって一周年

投稿日:2014年10月28日 更新日:

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2013年9月 D7000 / AF-S Nikkor 24-85mmF3.5-4.5G / Capture NX-Dで現像(クリックで等倍表示)

早いものでD7000を手放してちょうど一年が過ぎた。D7000を売る売らないでぼやいてたのがついこの前のような気がするが、月日の経つのは本当に早いものだ。

D7000を保有していた期間がわずか4ヶ月、しかもほとんど使わなかったものだから、まったくと言っていいほど記憶にも残っていない。そう言えばそんなカメラ持ってたなぁ・・という感じである(笑)。D7000を持って旅行に3回も行っているのだが、その間ほんの百カット程度しか撮ってないのだ。今から思うともっと多くのカットをRAWで残しておけば後からいじって遊べたのだが、後の祭り。それだけが残念で仕方がない。そういえばまだD7000のレビューもやってなかったんだよなぁ。せめてレビューでもしてアクセスを稼がないと元が取れないってもんだ。今からやるか?(笑)

以前「Nikon Capture NX-Dベータ版使用感」という記事をアップしたが、その後正式版がリリースされて、遅ればせながらインストールしてみた。今回は「ニコンユーザーでなくなって一周年」を記念して、ひさびさにニコン特集である。(笑)

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このCapture NX-Dは本体付属の純正現像ソフト(View NX2)とは別に無償配布されているもので、ニコンのサイトから誰でもダウンロードすることができる。シリアルの入力すら不要。しかもニコンのカメラなら新旧を問わず全機種で使用可能だ。さすがはニコン、何とも太っ腹な対応ではないか。これを知るとオリンパスやペンタックスがいかにセコいかがよくわかる。

ところでCapture NX-Dの現像エンジンはSILKYPIXを採用しているらしいことはあちこちで噂されているが、確かにインターフェースはSILKYPIXに似ているので、長年SILKYPIXを使っている人であればすぐに気付くはずである。それにノイズリダクションを強くかけると酷い塗り絵になる現象もまったく同じ。ただし、Capture NX-Dの正式版からはノイズリダクションの「処理方法」という項目が追加され、「高画質 2013」というのを選択するとなぜか塗り絵にならない。一応、その辺は改良されているのだろう。

とりあえずD7000で撮った未公開画像をCapture NX-Dで現像してみたのがトップの写真だ。クリックすると原寸大で表示できる。このレンズはダメダメだと思ってたんだけど、こうやって見ると結構よく写ってるんじゃないか? 少なくともペンタックスのDAL 18-55mmよりは全然いいぞ。やっぱりD7000は糞じゃなかったんだな(笑)。結果論になるが、もしD7000を持っている間にSIGMA 17-50mmF2.8を手に入れていたらD7000の評価は変わったかもしれない。何と言ってもK-30より格は上のカメラなんだから・・

さてCapture NX-DとK-30に付属するSILKYPIX Developer Studio 3.0 for Pentax(以下SDS3と略す)とを比較すると、同じSILKYPIXのエンジンでも性格はかなり違うことがわかる。NX-Dの方はニコン向けにカスタマイズされているのに対し、SDS3の方はペンタックスのRAW限定にしただけで基本的にはSILKYPIXのサブセットである。つまりNX-Dは本体付属の純正現像ソフトに近く、SDS3はあくまでも汎用現像ソフトなのである。

それを端的に表すのがピクチャースタイルの反映だろう。NX-Dではカメラ側にある「ビビッド」「風景」などのピクチャースタイル設定をそのまま再現できるのに対し、SDS3ではそれができない。当然、カメラ側の設定を反映できないのは純正現像ソフトとしては失格なのでペンタックスは褒めるところがないのだが、見方を変えればこれはこれで良いと思っている。というのは、SDS3にはSILKYPIXが独自に持っているフィルムシミュレーションのプリセット(ベルビア調とかコダクローム調みたいなもの)が多数搭載されており、それで結構遊べるからである。

NX-Dもピクチャースタイルを再現できるとは言っても、現像エンジンはSILKYPIXなのだから、あくまでも「模倣」のはずである。見たところほぼ忠実に再現されていると思うが、厳密に言うとカメラ内現像とは異なるはずだから、完璧な再現を求めるならば本体付属のView NX2の方を使うべきである。なぜ現行機種にもView NX2が付属されているのか不思議なところではある。

またシャープネスやノイズリダクション、色補正といった細かい調整においても両者で性格の違いが見られる。NX-Dの方は一般にもわかりやすい用語を使ってパラメータの数も減らされているが、SDS3の方はかなり専門的な用語で設定できるパラメータも多い。当然、とっつきやすいのはNX-Dの方だが、より調整を深く追い込めるのはSDS3の方である。現在SILKYPIXはバージョン6まで出ているが、SDS3で十分ではないかと思わせるほど高機能なのだ。

ペンタックスの現行機種、K-3やK-S1にはPentax Digital Camera Utility 5という現像ソフトが付属し、これもエンジンはSILKYPIXなのだが、インターフェースは似ても似つかないものになっている。しかもむちゃくちゃ重くてまったくお話にもならない糞ソフト。一応カメラ側の設定を反映できるとは言ってもしょせんは模倣だから使い物にもならない。それならばK-30のように初めからSDS3を汎用現像ソフトとして付属してくれた方がよっぽどありがたいのである。カメラで現像するとどうしても線が太くなるし、シャープネスの質は明らかにSDS3の方が良い。どうしてもペンタックスのカスタムイメージが欲しければJPEGで撮るかカメラ内現像すれば良いのだし、画質を追求するならばSDS3を使った方が良い。つまり、SDS3のような高機能現像ソフトがタダで付いてくるK-30のユーザーはかなりお得なんだ。それを言いたかったんだよ。(笑)

ニコンの話なのになぜか関係ない方へ行っちゃったけど(笑)、NX-Dは無料で使えるソフトとしてはかなり高機能であり、もしLightroomなどの汎用現像ソフトを持っていない、あるいは買う予定もないのならばニコンを選ぶという理由にはなり得る。しかし、すでにLightroomを持っているとNX-Dには大した魅力は感じない。しょせんは無料ソフト、やはりLightroomに比べると機能的には見劣りする。したがってニコンがNX-Dを大盤振る舞いしたと言っても、それだけでニコンに復帰しようとする動機にはならないのである。

正直言って、K-30の「次」がどうなるのかまったく見えてこない。仮に1年半ほどしてK-3が6万円台に下がったとしても、あえて買い換えるほどの動機は見当たらない。K-30で十分なのである。しかしこのままペンタックスで行くのかと言われると、そこまで強い意志もなく微妙なところだ。

確かにペンタックスは機能の割に安く、しかも小型軽量であるから自分の目的には適っているように思える。それがD7000を捨ててまでK-30に乗り換えた理由だ。しかしペンタックスユーザーになってわかったことは、レンズがダメということ。DAL 18-55mmのような像面湾曲の酷い旧態依然としたレンズを未だにリプレースしないところが問題。世間ではLimitedレンズの評価がやたらと高いが、自分に言わせればあれはボッタクリ。ペンタックスには魅力的なレンズがまったくないんだ。

したがってレンズはどうしてもシグマに頼らざるを得ないんだが、シグマでもペンタックスマウントは用意されていないのが多いんだな。これがペンタックスユーザー最大の不幸。あらゆるレンズが手に入るニコンユーザーが羨ましくてしょうがない。ニコンユーザーをやめた途端に隣の芝が青く見えるんだ。(笑)

最近のニコンは例のD600騒動やら、D750という意味のわからん機種を出したり、まったくパッとしないところがあるが、本格的に135へ移行する前準備なんだろうか? でも自分には135は荷が重すぎるし、買うとすればやっぱりAPS-C。もし今ニコンに復帰するとすれば、本命はD5300の一択だろう。D7100は不要と思わせるほどのハイスペックな機種に仕上がっている。それに新しく出た沈胴式の18-55mmVR IIのキットレンズが非常に魅力的。世間ではかなり評価も高いようだ。このレンズのためだけに欲しいくらいだ。ああ、今頃D7000を持っていたらなぁ・・(爆)

まあレンズ性能だけを言えばオリンパスもかなり良いんだけど、会社自体にいろいろと糞なところがあるので(笑)、本気でマイクロフォーサーズに移行するほどの勇気もない。果たして2年後にペンタックスユーザーでいるのか、ニコンユーザーに復帰しているのか、はたまたマイクロフォーサーズに邁進しているのか、それは誰にもわからない。(爆)

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