奥高野の紅葉

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自然


2018年11月 K-70 / smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED

高野山の南側、高野龍神スカイラインに沿って護摩壇山あたりまでの地域を奥高野と呼んでいる。1000メートル前後の標高があるため近畿でも紅葉が早く、10月下旬にはすでに見頃を迎えている。実はここはまだ行ったことがなかったのだ。紅葉の名所ということも知らなかった。当然、廃校めぐりのついでではあるが、高野山からさらに奥へ足を延ばしてみた。


こことトップの写真は高野龍神スカイラインが尾根上に上がるまでの間、横を流れる御殿川沿いで見つけた。本当はもっと良いポイントがあったと思うが、車が停められないので思うように撮れなかった。


ここは花園あじさい園の駐車場付近から。紅葉してるのはたぶんシロヤシオと思う。


これも同じく花園あじさい園の駐車場だけど、これより先あまり紅葉はなかったので、高野龍神スカイラインではこれだけしか撮れなかった。


護摩壇山まで行くと帰りが大変なので、箕峠から野迫川村へ入った。野迫川村は奈良県なので厳密には奥高野に入らないのかもしれないが、便宜的に奥高野と呼ぶことが多い。実際、奈良県側からよりも和歌山県側からの方がアクセスが良く、古くからのつながりがある。野迫川村といえば人口わずか400人ほどしかない超過疎の村で、奈良県民でさえほとんど存在を知らないと言われる(笑)。


川原樋川沿いに下りて、北今西の集落付近で川沿いにカエデがたくさん色付いているのを見つけた。このあたりホテルなどがあって野迫川村で最も賑やかな場所かもしれない。しかし誰にも会わないほど静か。


平から県道733号に入って北股川沿いに役場方面へ上っていく途中、大きなカエデの木を見つけた。もしかしたら過去に一度撮ったことがあるかもしれない。何となく覚えている。一応この道は野迫川村のメインストリートのはずなんだけど、車は通らないし全く人にも会わない。本当に人が住んでいるとは思えないすごい山奥。

ここまで行くだけで丸一日かかってしまった。やっぱり野迫川は遠い。なおこれを撮ったのが11月2日だから、高野龍神スカイラインはさすがにもう終わっていると思う。野迫川村の村内は今週いっぱいくらいまで楽しめるだろう。

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